内容説明
俺の「すき」と黒沼の「すき」はちがう―。ついに、爽子に想いを告白した風早。けれど、気持ちのすれちがいから、お互い相手にふられたと誤解してしまう。学校祭も始まり、爽子は風早に話しかけようとするがうまくいかない。ケントと話していて、爽子は自分のほうから風早に壁を作っていたことに気づく!ある決意をして、爽子は風早のもとに向かうが…!?大人気コミックノベライズ第6弾。
著者等紹介
下川香苗[シモカワカナエ]
作家。岐阜県出身。1984年、Cobalt短編小説新人賞に入賞
椎名軽穂[シイナカルホ]
1991年『君からの卒業』(別冊マーガレット)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gerBera.m
13
やっと二人が理解しあえる。第一章終了って感じがする。あやなの人間観察力がすごすぎて、ちょうどいい具合に爽子を見守ったり、声を変えるところが、高校生とは思えぬ配慮でかっこよい。この間を読むと、恋愛もどんなアドバイスよりも結局は自分がどれだけ相手に気持ちを伝わるように届けるかが大事で、中途半端なあいての理解はアカンと分かる。苦しいけど、向き合って確認して、伝えきることが大切だと教えてくれた。家族でもわかってるだろうで省略されすぎると意外とわかっていないのだ。2015/12/17
tmk
6
爽子ちゃんが、理想の娘すぎて可愛くてたまりません。いじらしいほど愛しい初恋物語がまだまだ続いています。2012/04/15
ぱちこ
4
「やっと届いた」っていうセリフが読みながら同感してた2015/10/18
のぞみ@道東民
4
[再読]2015/10/16
桜📕のベルズ
3
すれ違いが引き起こした勘違いを乗り越えて、再度気持ちを伝える回。友人の心強い言葉に背中を押され、また一歩踏み出した主人公。読んでいて勇気を貰いました。思わず応援しちゃいます。2019/06/24




