内容説明
お人好しで気の強い妖精博士のリディアと、口説き魔で妖精国伯爵のエドガーは、多くの苦難を乗り越えて婚約をしたばかり。でも二人の間では妖精がらみの不思議な事件が次々起こって。妖精の魔法で「運命の赤い糸」が見えてしまうようになったリディアたちだが、エドガーの小指からは複数の赤い糸が出ていて！？表題作「運命の赤い糸を信じますか？」ほか２編を収録した愛でいっぱいの短編集。
著者等紹介
谷瑞恵［タニミズエ］
２月３日生まれ。三重県出身。『パラダイスルネッサンス』で１９９７年度ロマン大賞佳作入選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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しゅわ
35
【図書館】すごい展開だった前巻の続きが知りたくて急いで手に取った第15作目は普通に短編集で拍子抜け。いや…婚約期間中の二人のほのぼのエピソード3点は普通におもしろかったですし、ニマニマしっぱなしでしたが…あの続きはどうなったの！？と叫びそうでした。リアルタイムで読んでいた読者はつらかっただろうなぁ。妖精たちの贈り物のエピソードはエドガーとレイヴンのコンビが良いですね♪ ラストのリディアのツッコミが最高でした♪ エドガーの赤い糸の多さには笑いましたが…そういうオチか。リディアがんばれ！2016/10/17
やまこ
15
伯爵と妖精シリーズ第１５巻。話の区切りのようで短編集。エドガーが怪我をした後の話らしい。前の悲しい展開が嘘のような甘々ぶり。リディアの下着（ナイトウェア）をめぐって決闘する話もリディアが焦りまくってて面白かった。でも１番は運命の赤い糸の話で、猫の妖精のニコが辿られない赤い糸を辿っているのを知った従者のレイブンが、魚のフライを括り付けて待っている話がもうきゅんきゅんで最高かよ。お前ら早く仲直りしろおおお！って悶えた。2018/04/30
みぃー
13
短編集。どの話も良かった。表題作でエドガーの小指に赤い糸が６本。えー多くない？どー言うこと？？と思ってたらおちで納得。ふーん。そーでしたか(笑)。レイヴンには今は赤い糸がないみたいだけど気にしないで大丈夫だよー。ニコに繋がってても変だよー。2013/05/11
咲穗
11
短編集。本編がまぁまぁしんどいとこで終わってるから幸せな気持ちに… 個人的には最後の話がよかった！2022/07/02
シュウ
9
短編集。本編は気になるけど、短編もいい。婚約中の2人の間に巻き起こる騒動を描いているものばかり。ロタに対するポールの誤解は解けたみたい。レイヴンとニコのやり取りは微笑ましい。2016/09/21
