内容説明
魔法によってフリンギーの城から出られないルリのため、マダーたちはカリプスン侯爵家をあげてのパーティを開く。あたかも初日を迎えた魔女大会の喧騒の中、ポムグラニットは、アザーの義兄のアストレアより、ルリとその城にまつわる因縁と、アザーの意外な正体を明かされる。一方、宴もたけなわの城では、呪いの道連れを求めるルリの手がマダーに向けられて…!?シリーズ感動の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウ@八戸
4
何回読んでも素敵な話2011/04/26
しゅん(とりこのべる)
2
「いやだピーター!やきもち焼いてるの?」「だってあなたまだあたしに好きだって言ってないのよ!?」「あたしの方から言ってもいいんだわね。好きよピーター。あとで結婚かなんかして。初恋だから責任とってね」ポムグラさんカッコよすぎるwほんと好きなカップルです。ピーターは間違いなく尻に敷かれるなーwポムグラニットたちの賑やかな日常はまだまだ続くけど、物語としては一区切り。よかったり悪かったりする魔女、見事終幕。2013/03/07
安曇礼
2
元気が欲しいときには野梨原花南。と言うわけで、もう4読か5読目。それにしても、野梨原作品の女性キャラ、デビュー作以来、毎度毎度、なんだってこう男前揃いなんだろうね。2012/05/10
なつめ
2
このシリーズはポムグラニットとマダーを始め、相互補完的な関係というか、皆が皆にちょっとずつ救われてしわあせになっていく様子が分かる。読んでる方もしあわせを分けてもらった気がする。大団円に納得のいく物語でした。2009/07/26
t-snow
2
最後までマダーがかっこよくてアザーはヒロイン。アストレアがこんなに活躍するとは、出てきた当初は思ってもみなかったです。暖かくていい世界でした。2009/07/11