内容説明
破妖刀・夢晶結の使い手であるスラヴィエーラは、苛立ちを隠せなかった。紅蓮姫がアーゼンターラに懐いているのに、使い手であるラエスリールは平気な顔でいるからだ。しかも紅蓮姫が惹かれているのは、アーゼンターラではなく、かつてラキスだったときの人間の魂と、幾ばくかの記憶にであった。つまり、ラキスとは意志の疎通ははかれるが、アーゼンターラ自身とはままならないのである。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
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シュウ
7
邪羅の受難は続く。この巻の終わり方がびっくり。2017/12/29
べべっち
7
【図書館】再読。なかなか進みませんね…この辺りまで読んで、続きを断念した気が。ちょっとずつ糖度があがっているのにお邪魔が(;´д`)2015/02/17
凍矢
5
ターラと、トーンの話でした。うーん、ラスが、そこまで落ち込む必要は無いのでは?と、思ったのは、自分だけですか?嗚呼、雛の君は、どう動くのでしょう? 2014/10/16
Norico
4
ザハトがんばれ2022/05/31
あやめ
3
忘れてたけどサイン本でした。当時は本の薄さに涙してました。話が少ししか進んでいない、と。まとめて読める今となってはあまり気になりませんが。2019/02/22