出版社内容情報
朝日小学生新聞で連載中の『戦国姫』が、2か月連続刊行で書籍化!
第1弾は、江戸幕府の初代将軍・徳川家康の天下取りにかかわった、聡明な生母・於大の方、家康の忠臣に嫁いだ叔母・碓井姫、悲しい最期を迎えた正室・瀬名姫、豪族に嫁いだ長女・亀姫、最も愛された側室・西郷局、絶望と栄華を味わった次女・督姫、6名の姫君の物語。
内容説明
三河国の領主の嫡男として生まれながらも、織田や今川で十数年間の人質生活をすごし、不遇な時代をたえた徳川家康は、のちに征夷大将軍となって江戸幕府を開いた。聡明なる生母・於大の方、家康の忠臣に嫁いだ叔母・碓井姫、悲しい最期をむかえた正室・瀬名姫、豪族に嫁いだ長女・亀姫、最も愛された側室・西郷局、絶望と栄華を味わった次女・督姫。家康の天下取りに運命的にかかわった、6名の姫君の物語。小学上級・中学から。
著者等紹介
藤咲あゆな[フジサキアユナ]
7月14日生まれ。脚本家としても活躍中
マルイノ[マルイノ]
『戦国姫』『地獄先生ぬ~べ~ ドラマノベライズ』(ともにみらい文庫)ほか、『奇械仕掛けのブラッドハウンド』(小学館)、『緋色のスプーク』(講談社)などでイラストを担当する気鋭のイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
35
NHK大河ドラマを受け、今まで出版されたものを再編集した内容です(書き下ろしあり)。娘さんは「あれ…これ読んだ気がする」とか言いながらも読みふけっていました。2023/03/14
ときわ
5
多分これより後に出た「徳川家康と愛しき姫君たち 江姫、東福門院和子」を先に読んだ。あちらと比べここに取り上げられている姫の方が、私には名前になじみがあって面白かった。それに今まさに進行中のドラマとシンクロしていてふむふむ・・って感じ。政治的なことで結婚させられその後両家が対立しても、意外と殺されず離縁で実家に戻されていることが多いのだなと思った。自害した、させられた、姫ももちろんいるが。実家に戻され、さらにまた結婚とか、将棋の駒のようなことになる姫も。実際の戦を避けようとした結果で、仕方なかったのか。2023/08/23