出版社内容情報
引っ越した町に馴染めず、家から出られなくなってしまったクマダさん。ある日、どんぐりコーヒーを淹れてみると、良い香りが広がりました。すると、喫茶店と勘違いした近所の人が、ガチャリとクマダさんの家に入ってきて…。
内容説明
どこにもでかけず、ねてばかりいたクマダさん。ある日、どんぐりコーヒーをいれてみると…。おや?かおりにさそわれて、だれかがやってきましたよ。このおはなしは、とじていたとびらをあけて、いっぽふみだすものがたりです。
著者等紹介
はやしますみ[ハヤシマスミ]
1968年京都府生まれ。京都精華大学美術学部デザイン学科卒業。第10回ピンポイント絵本コンペで優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
142
タイトルと表紙絵に魅かれて、読みました。はやしますみ、初読です。ゴッホのような絵ですが、暖かみがあります。 クマダさんのどんぐりコーヒーを是非飲んでみたい🐻&☕ https://www.alicekan.com/9470/2024/12/07
anne@灯れ松明の火
17
新着棚で。SNSご紹介で、クマなので、気になっていた。クマダさんは引きこもり?と思う出だし。でも、どんぐりコーヒーを淹れたら、匂いにつられて、お客さんがやってきた。コーヒー屋でもないのに。店でないと言うと、お礼に物を置いていく。それで、作ったのは……? そして、とうとうクマダさんは扉をあける……! 勢いのある絵が、楽しさをふくらませる。2024/12/08
NOYUKI
3
冬眠中のクマさんの気まぐれから珈琲屋さんに間違われて、で、結果、ほんとに珈琲屋さんになるって平和なおはなし。行ってみたいなあー、コーヒーは苦手だけど。2025/04/18
たくさん
2
天照の岩戸開きのような導入。勘違いして入ってくる人が多いところというのはにおいが流れていきやすいとか店と見間違うような外観とかそういう要素があるはずなのに、客観的に分析しようとしないクマさん。いj分の才能に気が付いてみんなからもらったもので恩返しして先の目標も見つける。コーヒーを求めるということがこんな感じということがよくわかります。ほっとしたいときだものね。 2025/02/01
チタカアオイ
1
【図書館】2025/03/06