出版社内容情報
駿河の今川、甲斐の武田、相模の北条によって結ばれた「三国同盟」。今川の春姫は武田へ、武田の梅姫は北条へ、北条の安姫は今川へ、それぞれ嫁ぐことに。3人を待ち受けるのは悲しい運命だった…。
藤咲あゆな[フジサキ アユナ]
著・文・その他
マルイノ[マルイノ]
イラスト
内容説明
多くの武将が対立し、覇を競っていた戦国時代。駿河の今川、甲斐の武田、相模の北条は和平協定を結び、それぞれの娘たちを政略結婚させることで、同盟をより強固なものとすることになった。今川の春姫は武田に、武田の梅姫は北条に、北条の安姫は今川に嫁ぎ、それぞれ夫と仲睦まじく暮らす。しかし、今川義元が桶狭間で討たれたことで、同盟に綻びが生じて…。小学上級・中学から。
目次
嶺松院―海道一の弓取りと称えられた大大名・今川義元の長女(母の死―天文19年(1550年)
甲斐の武田に嫁ぐ―天文21年(1552年)
三国同盟成立―天文23年(1554年)
第四次川中島の戦い―永禄4年(1561年)
夫・義信の死―永禄10年(1567年))
黄梅院―甲斐の虎と呼ばれた名将・武田信玄の長女(相模の北条に嫁ぐ―天文23年(1554年)
梅、母となる―弘治元年(1555年)
小田原城籠城戦―永禄4年(1561年)
同盟が破綻し、甲斐へ戻される―永禄11年(1678年))
早川殿―相模の獅子と謳われた猛将・北条氏康の長女(駿河の今川へ嫁ぐ―天文23年(1554年)
桶狭間の戦い―永禄3年(1560年)
駿甲同盟が破綻する―永禄10年(1567年)
今川滅亡―永禄12年(1569年)
夫・氏真が京で信長と会見する―天正3年(1575年))
著者等紹介
藤咲あゆな[フジサキアユナ]
主なシリーズ作品に『戦国姫』(集英社みらい文庫)、『魔天使マテリアル』『幕末英雄列伝』(ともにポプラ社)、『天国の犬ものがたり』(小学館)などがある。脚本家としても活躍中
マルイノ[マルイノ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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