出版社内容情報
まんががおもしろい、だから歴史がわかる
集英社創業90周年記念企画『学習まんが 日本の歴史』全20巻
第13巻は、「明治維新と文明開化」《明治時代 1》
維新政府はものすごい勢いで改革を始めます。しかし、海外を見てきたメンバーと留守を守ったメンバーのあいだに少しずつ意見の食いちがいが出てきます。日本は苦労のすえに、近代的な憲法と議会をつくりあげ、国際社会の荒波にこぎだします。
<もくじ>
第1章 新政府の出発
第2章 富国強兵と内政改革
第3章 文明開化
第4章 征韓論と士族の反乱
第5章 自由民権運動と憲法
吉田 健二[ヨシダケンジ]
鈴木 淳[スズキジュン]
鍋田 吉郎[ナベタヨシオ]
内容説明
新政府は首都東京で、あらたな政治をスタートしました。政府は岩倉具視を団長として、西洋諸国を視察しましたが、まだ日本にはおくれている面がたくさんあると実感しました。いっぽう、維新を成しとげた士族のなかには政府の士族対策に不満を持つものも多く、各地で反乱がおきます。政府はそうした困難をひとつひとつ解決していきました。やがて憲法と議会ができて、日本はようやく近代国家になりました。
目次
第1章 新政府の出発
第2章 富国強兵と内政改革
第3章 文明開化
第4章 征韓論と士族の反乱
第5章 自由民権運動と憲法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なま
7
巻頭で新橋~横浜間を走った汽車、1872年「学制」制度で小学校賀ができ、国語の教科書や単語の掛け図、給食の写真や銀座の町並みを紹介。新政府の歩みで富国強兵、文明開化、征韓論と士族反乱(西南戦争)、自由民権運動等をまんがで。巻末は岩倉使節団の見た風景、西洋の料理、太陰太陽暦→太陽暦への移り変わりと富岡製糸場の様子等を紹介。2017/03/30
押さない
5
10/10 塾講師の友人に聞いたところ「まず学習まんがを読め、最近のものが情報更新されてて良い、大人は大体微妙な反応で、小説や詳しい専門書や〇〇に学ぶビジネスなんかに手を出すが大体理解してるつもりになっているだけだ、学習漫画は最重要で適切なところを明確に選抜された精鋭だ、素人も玄人もまず児童向け学習まんがを手元におくんだ」熱弁お勧めされた赤集英社歴史本シリーズで勉強してみる。2024/04/04
ひの
3
明治維新と文明開化。巻頭特集「はじめて汽車が走った」「小学校ができた」「おしゃれな銀座煉瓦街」のほか、第13巻の早わかり図。巻末に「歴史のミニ知識」「逆引きもできる!歴史用語」など。2018/07/26
みやこ うさぎ
3
今まであまり興味の無い時代だったのだけど、読んでみると現代に繋がるものが多くて面白い。2018/03/04
そらないわ
2
明治維新のころ。本当にわずかな期間でものすごく動いた時代。明治天皇はこの激動の時代にいたんだなぁ。ようやく、理解が及ぶ時代に入った。2025/03/02