出版社内容情報
誰かを救う、殺しであれ――
殺意と命のミステリー
「僕は殺し屋です。あなたの両親と妹を殺した犯人の殺害を承りました」。表参道で突然目の前に現れた美青年・久遠(くどう)はそう言って、自分たちが受け継いできた「五つの約束」を語り始めた。戦後の混乱期から、バブル期、現在、そして未来まで、うつろう時代の闇で「久遠」の名を継いでゆく殺し屋たちの願いとは――心に迫る殺意と命のミステリー。
※『エターナル』改題
内容説明
「僕は殺し屋です。あなたの両親と妹を殺した犯人の殺害を承りました」。表参道で突然目の前に現れた美青年久遠はそう言って、自分たちが受け継いできた「五つの約束」を語り始めた。戦後の混乱期から、バブル期、現在、未来まで、時代の闇で「久遠」の名を継いでゆく殺し屋たちの願いとは―心に迫る殺意と命のミステリー。
著者等紹介
日野草[ヒノソウ]
1977年東京都生まれ。2011年『ワナビー』で第二回野性時代のフロンティア文学賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キチ読むさん
2
殺伐とした内容かと思って買ったが、感動系だった。殺し屋という存在をフックにして命や家族、愛する人の大事さをテーマにしたような作品だと思う。2024/04/04
勝
1
第一話を読んで、このような感じで進んで行くのかと思いきや、時代が変わって行き、それでどんどん久遠という殺し屋に引き込まれていく、とても面白かったです。2024/08/07
大福
1
28冊目、読了。 言いたいことは、分かる。 けど、何となく曖昧な時代設定。 殺し屋の小説で、周りをしっかり埋めろってなると、長くなるか(笑) 悪くはないけど、読んでみて!とまでは、おすすめしないかな。 個人的な感想です。2024/02/19