目次
第1章 旧岡本家の解体(旧岡本家の概要;解体の作法;解体の手順;古井戸と便壺に対する配慮)
第2章 町屋の外観を構成する要素(近江坂本の町並;町屋の外観を構成する装置と部品;土壁、漆喰、弁柄;切妻屋根と桟瓦)
第3章 建築の規格化と町屋の進化(町家を成立させた要素;建築の規格化と町屋の進化;建材、建具等の規格化;間仕切りと建具の普及;建材と加工と工具)
第4章 町屋を支えてきた人びと(町屋が創り出した景観;正確な職人の仕事;日本は造形の国である)
著者等紹介
須藤護[スドウマモル]
1945年、千葉県生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。近畿日本ツーリスト(株)日本観光文化研究所々員、龍谷大学教授を経て現在民俗文化財保護事業と地域研究に従事。民俗学専攻
横田雅美[ヨコタマサミ]
愛知県名古屋市出身。愛知県立芸術大学音楽学部音楽科器楽管打楽器専攻卒業。音楽活動を通して人々の生活に関心を抱き、民俗学を志す。地域文化財資料整理に関わり、田上郷土史料館館報『田上の衣生活資料』に文章を寄せる。現在も衣生活を含め聞き書き、学びを深めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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