感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
4
漫画喫茶にて。手にしたのは元のJC版だが縮めるためワイド版で登録▲世に知られる電影少女の作品イメージは「もてないクンのところに謎の美少女が表れてムフフ」的なものだと思うが、その導入部分の設定は実際の『電影少女』では早々にキャンセルされ、「電影少女あい」(と)の失われたメモリーを取り戻したい主人公くんの葛藤が主筋となる。連載開始と同時期にバートン監督版『バットマン』の国内上映が始まっており、作中でもバットネタが頻出する。本作を冷静に観察すると、美少女アイドル表現よりも『バットマン』化のほうが濃いかも。2023/01/06
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