出版社内容情報
親の子離れ、子の親離れ、できますか?子育ての最終目的は、子どもがしっかり自立すること。その日に向かう日々の積み重ねは、親の、子の、生きる力になります。親子でいっしょにいられる時間は意外と短いことを、約2年で子育てを終えるツキノワグマの生態が教えてくれます。親子で過ごす日々がいとおしく、誇らしく思える絵本です。著者は『野の花えほん』などで人気の絵本作家、前田まゆみ先生。愛らしいポーロの成長の丁寧な描写はもちろん、場面を彩る細密な植物画も必見です!
内容説明
くまのおかあさんはね、こぐまがひとりだちするとき、きいちごのしげみにつれていくんだ。そして、こぐまがたべているあいだに、そっといなくなるのさ。森の自然が教えてくれる子の自立。じぶんをいきるたびのはじまり。
著者等紹介
前田まゆみ[マエダマユミ]
大学で英文学を学びながら、洋画家の杉浦祐二氏に師事。1994年頃から作家活動を始める。植物、動物を中心とした自然科学系の絵本をおもに手がける。『あおいアヒル』は第67回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
127
表紙絵に魅かれて読みました。前田 まゆみ、初読です。 やはり旅立ちには、心の痛みが伴うものです🧸🧸🧸 https://books.shufunotomo.co.jp/book/b10045590.html2024/03/10
らんどるる
2
図書館本。マタギの猟師に伝わる伝承をもとにした、くまの子別れの話。子ぐま、母ぐま、両方の気持ちから、切なさやうれしさを感じる。一冬は一緒にいられて、山のごちそうを一緒に食べて、もう独り立ちできるという時にきいちこを食べに行く。絵は柔らかでかわいい。裏表紙にはたくさん草花、名前入。(5分半)2025/08/30
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