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内容説明
毒で体調を崩した姚が医局勤めに戻れるようになった頃、猫猫のもとに大量の書物が届いた。送り主は、変人軍師こと羅漢。碁の教本を大量に作ったからと猫猫に送り付けてきたらしい。興味がないので売り飛ばそうと考える猫猫の考えとは裏腹に、羅漢の本によって、宮中では碁が流行していった。一方、壬氏はただでさえ忙しい身の上に加えて、砂欧の巫女の毒殺騒ぎや蝗害の報告も重なり、多忙を極めていた。そんな中、宮廷内で碁の大会が企画されていることを知った壬氏は、羅漢のもとに直接交渉をしかけに行く。開催場所を壬氏の名前で提供する代わりに、さぼっている仕事をこなすように説得するのだが―。
著者等紹介
日向夏[ヒュウガナツ]
『薬屋のひとりごと』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
326
壬氏頑張った。でも、もう一歩なのかな。「そこそこ」がまだ尾を引いているのですね。こんな重要ワードになるとは。今後、壬氏が皇帝になることも玉葉后と敵対することもないなら、壬氏からの求婚の受入れについて猫猫の抵抗感は大分減るはずなのですが、素直に話が進むのでしょうか。別にラブコメがメインでもないからあっさり結婚話進めてコンビで活動するのも良いかと思いますが。この話を聞いた変人軍師の反応が知りたい。2019/03/18
だりあん
179
うっわぁ…外堀埋めて舗装されちゃったよ…『そこそこ』って…壬氏…よっぽどあれだったのね…。羅漢パパ、やっぱり愛妻家…。2019/03/19
がんも
154
今回も謎解きあり、囲碁大会ありと面白かったです、今後国内の権力争いや、他国の動き飛蝗など物事が大きく動きそうで、続きが楽しみです。猫猫も否応無く巻き込まれていくんだろうな〜(まぁ〜主人公だし)壬氏もだいぶ体張りましたね〜だいぶ堀が埋まった感じ。2019/03/04
こも 旧柏バカ一代
131
猫猫が遂に年貢の納め時が来たか!?猫猫、幸せになれよ!!!って自称父親の変人軍師をどうするんだろ?2021/01/15
はにこ
128
おおー、壬氏、ここまで決意したか。猫猫も腹をくくらないといけないね。眼鏡野郎のパパが大人しくしているか心配だけど。2022/02/19