主婦の友100年 きもの宝典―きものの花咲くころ、再び

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784074191765
  • NDC分類 383.15
  • Cコード C0077

出版社内容情報

100周年を迎える主婦の友のきもの記事の粋を集めた1冊。読んで、見て、楽しめ、時代の流れを実感できます。

田中敦子[タナカアツコ]

内容説明

100年の間「主婦」があこがれ、何度も読み、役立てた、きもの記事の粋が1冊に!瀬戸内晴美(当時)、白洲正子、山崎豊子、長沢節の名作エッセイも収録。

目次

第1章 きもの、うるわし―女性を彩る不変の魅力(きものエッセイ1 瀬戸内晴美;きものエッセイ2 白洲正子;「主婦の友」を飾った、きものスタイル傑作集;読者のあこがれ“麗人”たちのきもの姿;きものエッセイ3 山崎豊子 更衣;いつの世も知的女性はきものが似合う;時代を映すきものヘアメイク;実用とおしゃれの出合い コートと羽織りもの)
第2章 きもの、温故知新―伝え、生かしたい、きものの真実(歴史の中できものはこうして変わっていった;きものエッセイ4 長沢節 おたいこと蝶結び;発見!きもの今昔;着つけ世につれ;今も昔も、夏きものはやっぱり暑いのだ;寒さの冬は、あたたかく過ごす工夫があった;きもの文化を支えてきた人たち)

著者等紹介

田中敦子[タナカアツコ]
1961年東京生まれ。早稲田大学卒。1986年主婦の友社入社、雑誌編集部勤務ののち1996年退社。以後、フリーランスに。雑誌『和樂』(小学館)の創刊、編集に参画、創刊号より、きもの研究家・森田空美氏の企画を担当。また『七緒』(プレジデント社)の監修も手がけてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

29
買って良かった本。2008年に休刊した「主婦の友」から大正・昭和・平成にわたるきものの記事のみを抜粋した貴重な一冊。読み物も充実しているし(瀬戸内晴美、白洲正子らのエッセイも収録)きもの姿の美しいモデルさんたちの図版も豊富。コラムで昔の人の着付けがぐずぐずなのは楽に着ていたからだけではなく不器用で着付けが苦手な人もいたから、と書いてあったのが意外だった。何となく何でもできる良妻賢母のイメージがある昔の人を身近に感じたエピソードだった。長沢節先生が寄稿されていたのも意外。

どあら

14
娘がレポート用に図書館で借りたのを読了。主婦の友社、100年なんですねー。きものスタイル傑作集が面白いです(^o^)2017/11/30

hitotak

2
最近読んだ『ニッポンの主婦 100年の食卓』の感想に食以外の100年史も読みたいと書いたら、着物についての主婦の友100年史、既に出ていました。昭和の美人女優たちの美しいきもの姿や、白洲正子や瀬戸内晴美などのきものエッセイも再録されており、聞いたことあるけどよく知らなかった着物の種類や季節、ルール等もそれを読むと学べます。夏のきものの暑さ対策、髪型の変遷、東西の流行の違い等の読み物も満載。10年前に出版したものをリクエストに応えて新装本として再販したとのことですが、それも納得の充実した内容でした。2017/06/29

僕素朴

1
「主婦の友」100年史が着物の近代史になっている。読み込んだ田中敦子さんすごい。白洲正子が友禅を語って、宮崎友禅がとくに美しい染物を作ったからで、友禅風の染物も糊も徳川以前に京都ではすでに発達していたという。白洲正子の物の見方、憧れる。初代水谷八重子と秋月洋子さんが似ていて驚く。センターパートのまとめ髪まで同じ!参考にされているのかも。山崎豊子のエッセイ怖い。衣替えのしきたり間違えて離縁とか。若い篠田桃紅、きりりと美しい。松任谷由実の生家は八王子の呉服店。ユーミンの着姿もっと見たいな。戦前流行の絵羽羽織→2019/10/10

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