目次
第１章 湿潤療法ってなに？（なぜ湿潤療法がいいの？）
第２章 湿潤療法、きほんの「き」（すりむきキズ；切りキズ；ひっかきキズ；軽いヤケド；中くらいのヤケド；ちょっとひどいヤケド；低温ヤケド）
第３章 こんなとき、どうするの？（病院のこと；日常生活のなかで）
著者等紹介
夏井睦［ナツイマコト］
練馬光が丘病院傷の治療センター科長。１９５７年秋田県生まれ。東北大学医学部卒業、形成外科医。２００１年、消毒とガーゼによる治療撲滅をかかげてインターネットサイト「新しい創傷治療」を開設。湿潤療法を実践しながら生命についての斬新な理論を展開している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかし
10
詳しく書かれている新書は読む時間なく、こちらの実用書を読む。最近ガラスで手を切り創傷処理した時にこれでもかと消毒液をかけられ痛かったので、今後の対処の参考になった。ハンドクリームや化粧品の項目も目から鱗。2017/09/25
lotta7
8
『傷はぜったい消毒するな』と違って難しい事は書かれていなくて、漫画やイラストが多用されていて取っ付きやすい。症例の写真は載っていないので、それが苦手な人は本書がお勧め。救急箱とセットで置いておきたい本です。2014/05/19
はるわか
7
①水で洗う②乾かさない、たったこれだけ。痛くない、早く治る。湿潤療法。浸出液。「傷の消毒をやめ、乾燥を防ぐことで、浅いキズも深いキズも、ヤケドもすりむきキズも、主婦手湿疹も乾燥肌も治ってしまう」「消毒をやめてキズを水で洗い、ハイドロコロイド絆創膏などの空気を通さないものでおおう」。ハイドロコロイド絆創膏が手に入らなければ、（白色ワセリンと）ラップを使う。2015/11/17
こたちゅう
7
「傷は絶対消毒するな」より簡単。なぜ消毒してはいけないか、パラダイムシフトが起こらない理由など、難しいところが軽く触れられているため、実用書としてはこれでいいのだろう。しかし、著者の主張がが正しいという説明が書かれていないため、トンデモ本だと勘違いされてしまうおそれがあるかな、とも思う。出版社が主婦の友社だからということだろうか、どんな時どうすればいいか、コンパクトに分かりやすくまとめられ、実用書としてはこれでOK。2015/06/07
hamao625
7
さっそく試しました。ハイドロコロイド絆創膏。本当に傷が治りました。私は手湿疹に悩まされ、あかぎれが酷く、ハンドクリームを塗っていました。でも治るどころか傷に染みて痛い思いをするだけでした。この本に出会って良かった。まさに目から鱗でした。理論がどうかではなく、実際に治っていることが問題だと、身をもって実感させてもらいました。2013/12/12
