もうひとつのスーダン―日本人医師 川原尚行の挑戦

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  • サイズ A4判/ページ数 143p/高さ 22X25cm
  • 商品コード 9784072715901
  • NDC分類 369.9
  • Cコード C0072

内容説明

外務省を辞めて、アフリカ・スーダンに渡った日本人医師、川原尚行氏。―外務省を辞めたキッカケ、NPO法人ロシナンテス設立、アフリカでの診療所開設、サッカーを通じた平和構築、日本とスーダンの未来…自らの生き様と信念を語る川原氏の文章と、内藤氏の写真がスーダンの恵まれない現状と人々の豊かな人間力を美しく強く伝える。そして、「何でもある日本になくて、何にもないはずのスーダンにあるものは何か?」を考えさせられる。生きるエネルギーを与えるフォト&メッセージ集。

著者等紹介

川原尚行[カワハラナオユキ]
1965年生まれ。福岡県北九州市出身。九州大学医学部卒業後外科医に。1998年九州大学大学院修了後、外務省入省。在タンザニア日本国大使館へ医務官(兼二等書記官)として赴任。2001年在英国日本国大使館(医務官兼一等書記官)、ロンドン大学で熱帯医学の研修。2002年在スーダン日本国大使館へ医務官(兼一等書記官)として赴任。2005年1月外務省を退職。2005年4月スーダンにて医療活動を開始。2006年5月ロシナンテスが内閣府にNPO法人として登録される

内藤順司[ナイトウジュンジ]
1959年生まれ。広島県広島市出身。1980年より、主に音楽フォトグラファーとして、浜田省吾、スピッツ、夏川りみ、小山卓治、佐野元春、スターダストレビュー、あんべ光俊ほか、多くのアーティストのオフィシャルフォトを担当。並行して、自然環境(エコロジー、リサイクル)に関する取材にも携わる。1994年よりは、女性写真に取り組み、個展を開催。2007年より、アフリカのスーダンで医療活動を続ける川原尚行医師を継続取材。2008年より、カンボジアの伝統織物の復興と再生を手がける森本喜久男氏ならびにアンコール小児病院で栄養失調児、HIVエイズ患者などの訪問看護活動をする赤尾和美看護師を継続取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もくたつ(目標達成)

9
スーダンで働く川原医師を追った写真集。読んでいて、持っているお金の額で順位付けされる資本主義の是非を思った。ある本で、「日本はお金さえ持っていれば思考停止していても暮らせる国」と書かれていたけれど、それはあながち間違っていないと思う。「幸せ」とは、「自分」とは、と写真と解説を眺めながら考えた。2016/11/23

雨巫女

5
まだこんな素敵な日本人がいる事に感動!スーダンの方々の目の輝きに感動。2010/06/28

Michi

4
感銘を受けたので、原文のまま。Smile all over the world.決して無理をすることなく、自分にできることを、できるときに、できるだけやればよいのです。お互いの仕事を認めあい、尊重しながら、そして自分の持ち分の仕事を自分なりに懸命にこなす。そんな自分を誇り、少しだけでも胸を張って生きていけるような社会にしていきたい…真摯でひたむきな姿勢が信頼を得、道を拓くことに繋がるのですね。2014/01/18

きなこ

2
ありがとう!世界でがんばる日本人2010/04/16

senyora

1
良い本でした!2020/12/06

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