桃山の茶陶―破格の造形と意匠

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  • サイズ A4判/ページ数 158p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784473031327
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C0370

出版社内容情報

桃山・江戸初期の織部・志野などに代表される破格の造形と意匠の名品を中心に、日本独自の装飾と意匠の世界を開拓した桃山茶陶の全貌を新たな視点から再見する。

内容説明

利休の時代につづく慶長年間(一五九六~一六一五)は、桃山の新しい茶陶が一挙に開花した時代であった。伊賀の花入・水指等にみる破格の造形、桃山茶陶の花ともいえる志野の誕生、緑釉を意匠の基調にした織部焼の装飾、自由奔放な造形と文様の食器群、美濃に匹敵する施釉茶陶の唐津など、まさに純然とした日本の陶芸が確立した時代であった。

目次

1 桃山時代の焼締め陶(信楽;備前;丹波 ほか)
2 美濃地方の茶陶(黄瀬戸;瀬戸黒;志野 ほか)
3 唐津焼(絵唐津;朝鮮唐津;奥高麗 ほか)

著者等紹介

赤沼多佳[アカヌマタカ]
裏千家茶道研修所卒業後、茶陶の研究に入る。東京国立博物館陶磁室調査員を務め、茶道資料館創立とともに現職につく。茶道資料館学芸部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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