気持ちが伝わる話しかた―自分も相手も心地いいアサーティブな表現術

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072704325
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C0095

内容説明

「もっと上手に伝えられたら、うまくいっていたかもしれない」「あの人との関係、何とかよくならないか…」そんな後悔や対人ストレスを減らしてくれるのが、アサーティブな表現。自分中心にも、相手中心にもならないお互いに心地いい伝えかただから、まわりの人たちとさわやかな関係を無理なく築けるようになります。

目次

1章 対人ストレスを減らすために(コミュニケーションを複雑にしているもの;“いい子”タイプの人が陥りやすいワナ ほか)
2章 さわやかな人間関係をつくる表現方法―アサーティブネスの基本テクニック(話しかたのこんな癖をなくそう;言葉以外のメッセージが与える影響―ボディランゲージのコツ ほか)
3章 状況別アサーティブな対応法(要求・お願いをするときのコツ;上手な断りかた ほか)
4章 対等な関係を築くヒント(難しい関係性を変えるには?;隠された「コントロール」の欲求 ほか)
5章 無理なくアサーティブであり続けるには(小さなことからはじめよう;自分を信頼する力をつける ほか)

著者等紹介

森田汐生[モリタシオム]
NPO法人アサーティブジャパン代表理事。一橋大学社会学部卒業。日本社会事業大学で社会福祉士の資格を取得したのち、イギリスの精神医療団体にてソーシャルワーカーとして勤務。その間、イギリスのアサーティブネス第一人者アン・ディクソンのもとで研修を受け、アサーティブネス・トレーナーの資格を取得。帰国後、アサーティブネスを普及するためアサーティブジャパンを立ち上げ、代表を務めながら現在トレーナーとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

55
分の感情や要求を、率直に、誠実に、対等に伝えることのできる自己表現の考え方と方法について数々のテクニックが書かれてあり参考になる。ただ、「率直」というのは、なかなか難しい点でもあるように思う。その場に流れる日本人特有の空気を読むという文化は率直さとは相いれない関係になる場面が多々ある。まずは身近な家族や対人に対してスキルを実践し、職場や社会に応用していくことで体得できるかもしれない。蓄積してこびりついた対人関係の取り方のパターンはこういった知識を習得していくことで変更可能という希望が持てる一冊。2015/07/18

riviere(りびえーる)

21
アサーションについての類書はこれまで何冊か読んできたが、著者のものは初めて。他書と重なる部分も多かったが、著者ならではの説明もあって読んでよかった。2020/07/11

みゃーこ

15
自分でも他人中心でもなく「問題」中心に話す。誠実、率直、対等、自己責任が根底になければ技巧だけでは上手く関係を築けない。また、メラビアンの法則による非言語的コミュニケーションが93%と、表情や声などに人が受け取るメッセージが多いことに驚いた。どこまでも相手の立場になって、自分の責任も引き受け、セルフエスティームの力をつけた第四の生き方を模索していくというアサーティブネスの思想はアメリカ解放運動の思想から来たとても有効な会話術だ。2025/06/07

ヒイロ

8
日常会話の中でのアサーティブというイメージで、軽い感じがしました。本当に仕事の現場で、人間関係の中で使えるのだろうかと思ったり、タイプ別も3タイプだけ。。。本当にすべてに該当するのだろうかと、疑問に感じました。とりあえず森田さんの書籍を数冊買ったので、全部読んで考えてみたいと思います。アンガーマネジメントシリーズを先に読んでいたので、いいとこどりされているなあと感じました。2019/10/10

西嶋

8
理不尽な上司とのコミュニケーション、気持ちの溜め込みに悩んでいる僕の様な人には、最も役に立つアサーティブ本ではないかと思った。2015/08/24

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