親子でまなぶ 経済ってなに?

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072426197
  • NDC分類 K332
  • Cコード C0098

出版社内容情報

経済って、なに? 学校でいろいろ勉強したけれど、経済のなんたるかをわかっている人はそうそういないもの。本書では、全部で30の経済項目に関連して、1編ずつ「おはなし」が語られています。農耕がはじまる古代から、経済活動が世界規模にまで拡大している現代まで、年代を追って、わかりやすく語られているのです。たとえば、どうして人々はたった一人の王様に仕えるようになったのでしょうか? 19世紀パリの労働者は、朝から夜までどんなことをしていたでしょう? また、彼らは年に何日休んでいたのでしょうか? このように、いわゆる大学の「経済史」のような無味乾燥の歴史書ではなく、生身の人間たちがどのように生きてきたか、何を考えてきたかが描かれているのです。そういった「生身の」情報、日常のこまやかな経済活動こそが、「現代経済の根幹」。つまり、本書の全編を読み通せば、現代経済の基礎知識が自然に身につき、それぞれの経済活動の由来を知ることができるのです。それぞれのおはなしは、小学生にもわかるよう、やさしく、しかも面白く描かれています。親子そろって、遊び感覚で楽しみながら学べる、「経済の入門書」なのです。

内容説明

経済って、なに?学校でいろいろ勉強したけれど、経済のなんたるかをわかっている人はそうそういないもの。本書では、全部で30の経済項目に関連して、1編ずつ「おはなし」が語られています。―どうして人々はたった一人の王様に仕えるようになったのでしょう?―19世紀パリの労働者は、朝から夜までどんなことをしていたでしょう?農耕の始まりから、現代のグローバリゼーションに至るまで、経済のしくみができて変遷していく様子を、子どもにもわかるようにやさしく解説しました。親子そろって楽しみながらまなべる、「経済の入門書」です。ドイツ青少年文学賞受賞。2003年度ドイツ最優秀書籍賞(本の芸術財団主催)。2003年3月月間最優秀書籍賞(ドイツ児童・青少年のための文学アカデミー主催)。

目次

農業―すべての始まり
分業―カインがアベルを殺した理由
交易―贈ったり贈られたり
権力―泥棒、鍛冶屋、王様
契約―シュメール人の粘土板
お金―クロイソス、ミダス、硬貨(コイン)
私有財産―ペリクレスと民主主義
法律―ローマ帝国の遺産
労働―スパルタクスから聖ベネディクトまで
市場―集合場所、物価〔ほか〕

著者等紹介

ピーパー,ニコラウス[ピーパー,ニコラウス][Piper,Nikolaus]
1952年ハンブルク生まれ。AP通信社とツァイト誌に勤務。経済部記者としてさまざまな功績を残し、その経済報道に対しエアハルト賞、フォーゲル賞を受賞。また初の経済小説に対してはクヴァント・メディア賞受賞。現在、南ドイツ新聞経済部長。ミュンヘン在住

畔上司[アゼガミツカサ]
1951年生まれ。東京大学経済学部卒業。日本航空勤務を経てドイツ文学・英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

28
何!老後には2,000万円必要ですって?うむむ・・・。煽られたわではないですが、お子様の頃から経済について学んでいた方が良いだろうと、タイトルに惹かれて読んでみました。農業の始まりから近年のグローバリゼーションまで、主として欧米の歴史をたどりながら概観してくものです。国家の章では、17世紀ルイ14世の時代、重商主義政策や保護貿易に関する記載があります。要するに自国優先主義による関税のかけっこが、世界の経済にどのような弊害をもたらしたかの解説なのですが、現代の世界情勢をみるとここに舞い戻ったかのようですね。2019/07/01

ままま

0
1回目2012/02/07

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