出版社内容情報
子どものおべんとうは、栄養バランスや見た目の豪華さはいっさい必要なし。ごはんをしっかり食べさせなさいという、著者の主張を基本にしたおべんとうの本
ウインナソーセージのたこや人気キャラクターを型どったりと、幼稚園児のおべんとうは色とりどり。おかあさんたちはお子さんに、何種類ものおかずを食べさせようとあの手この手。その結果、おべんとう作りが頭痛の種になっている人が少なくありません。でも、こんなに一生懸命作ったおべんとうが、実は油だらけで、健康的なおべんとうとは言いがたいのです。「子どものおべんとうこそ手を抜くべきだ」と著者は、おかあさんたちに伝えたいと言います。成長期の子どもには、ごはんをしっかり食べさせてほしいと・・・。おべんとう箱にごはんをしっかり八分目詰め、あとの二分は、前の晩のおかずや作り置きの常備菜を詰めれば十分。時間も手間もかける必要はありません。大人は、盛り付けや薬味、器など目や楽しみで食べたりします。しかし、子どもはお腹がすくから食べるのです。栄養バランス論も必要なし。「時間も手間もかけないシンプルなおべんとうこそ健康的」。その理論に沿ったおべんとうレシピと、ごはんをおいしく食べる手作りふりかけ、使う分だけ出せてパパッと作れる冷凍素材など今すぐ役立つヒントもいっぱい。今までにない、目からうろこのおべんとうの本です。
内容説明
朝は「前夜のおかず、作りおきおかず」を詰めるだけに。簡単でおいしい、おべんとうレシピ春夏秋冬。手作りふりかけは、「ごはん8割」の強い味方。朝一品作るなら、冷凍素材をじょうずに利用。
目次
第1章 「ごはん8割」が基本―子どものおべんとうほど簡単なものはない(子どものおべんとうはごはんをしっかり!が基本;「バランス」という言葉が、子どもの食生活を難しくした ほか)
第2章 簡単でおいしい―おべんとうレシピ春夏秋冬(にしんの照り焼きべんとう;キャベツと厚揚げの煮物べんとう ほか)
第3章 朝のおべんとう作りを短縮!!―常備菜と冷凍素材(常備しておけば、朝は詰めるだけの手軽さ!作りおきおかずでおべんとう作りをもっと簡単に;冷凍素材で手間なしおかずを作りましょう)
著者等紹介
幕内秀夫[マクウチヒデオ]
管理栄養士。フーズ&ヘルス研究所主宰。1953年、茨城県生まれ。東京農業大学栄養学科を卒業したのち、(学)誠心学園で栄養学講師を務める。1979年に山梨県の長寿村、棡原(ゆずりはら)を知り、以来現在まで伝統食と民間食養法の研究を行う。また、全国の長寿村を歩いて調査して“FOODは風土”を実感し、提唱する。食生活の個人相談、講習会、帯津三敬病院をはじめとする医療機関などで食事相談を行う
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