ふしぎな凶器博物館

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ふしぎな凶器博物館

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065447987
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

捜査一課の阿多は、途方に暮れていた。まさか中世の兵器、それも投石機で人が死ぬなんて。
凶器が、特殊すぎる。
捜査は行き詰まり、阿多は、上司から警察とも密接な関係にある博物館(EMWM)を紹介された。
所在地は京都・山科(やましな)。主に殺人事件で使用された凶器の中から、特に変わった物を収蔵しているという。
そして、館長は現場も見ず凶器と周辺情報から事件を解く、安楽椅子探偵だった。





【目次】

内容説明

捜査一課の阿多は、途方に暮れていた。まさか中世の兵器、それも投石機で人が死ぬなんて。凶器が、特殊すぎる。捜査は行き詰まり、阿多は、上司から警察とも密接な関係にある博物館を紹介された。所在地は京都・山科。主に殺人事件で使用された凶器の中から、特に変わった物を収蔵している。そして、館長は現場も見ず凶器と周辺情報から事件を解く、安楽椅子探偵だった。

著者等紹介

潮谷験[シオタニケン]
1978年京都府生まれ。第63回メフィスト賞を受賞した『スイッチ 悪意の実験』(「スイッチ」改題)で2021年にデビュー。同年『時空犯』が「リアルサウンド認定2021年度国内ミステリーベスト10」の第1位に選出される。2024年刊の『伯爵と三つの棺』が各種ミステリランキングでベスト10入り。日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞、吉川英治文学新人賞の候補となる。2025年『名探偵再び』が「ミステリが読みたい!2026年版」国内篇第3位、『このミステリーがすごい!2026年版』第16位に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケンイチミズバ

60
投石機は凶器としての使われ方が早々に分かってしまいます。何なら最初から分かってしまいビンゴだった読者も多い かも。飛んだのだろうなと。謎解きのハードルが孫と見る名探偵コナンレベルで、キャラクターと会話がコミカルで(くどくて)殺人事件がとてもカジュアルに解き明かされる。不思議なタイトルと装丁が拷問大辞典とか死因図鑑よろしく、細密な凶器?イラストだったことから手を伸ばしてしまった。謎解きよりも設定としての犯行の動機や理由が薄いので首をひねるところもある。部活のエピソードは特に。そんな理由で事件を起こすのかと。2026/09/24

さっちゃん

48
捜査一課の阿多は、中世の兵器・投石機による奇妙な事件に頭を悩ませ、珍しい凶器を収蔵する京都・山科の博物館を訪れる。そこには現場を見ず凶器と周辺情報だけで事件を推理する館長・千手がおり…。/投石機、ブラジャー、特撮ヒーローの武器、メロンパン…事件は平凡だけど凶器は独特。その凶器を何故、どう使ったか、のホワイ&ハウがメインの連作短編集。推理以外はダメダメな千手としっかり者のバイト生・清瀬の掛け合いや、訪れる刑事達のキャラが良くてサクサク読める。幕間の推理クイズも面白かった(解けなかった)。マイベストは投石機。2026/09/16

糸巻

24
特殊な凶器によって起きた殺人事件への助言を受けに刑事たちが訪れるEMWM(奇妙な凶器博物館)。風変わりな館長(兼併設喫茶店店長)が事件の状況を聞きその謎を解く安楽椅子探偵モノ。これは設定とキャラクター勝ちでけっこう好みの作品だった。4話収録。凶器が特殊なだけに何故犯人はそれを使ったのかという謎から論理的に犯人像を狭め特定していく。有能なバイトの女子高校生がメインになるエピソードが一番良かったな。話ごとに登場する刑事たちも事件解決のため館長に対して従順なのも好印象。2026/09/26

M H

24
奇妙な凶器が使用された事件。警察が頼るのは博物館(EMWM)の館長。ただし社会性は限りなく乏しくてバイトのほうがしっかり者。飲食の看板メニューは「殺人者のシチュー」だ。聞いた話から真相を言い当てる安楽椅子探偵に属するが、ともかく投石機やらメロンパンやらおかしすぎて、頭がバグってくる。そこから主に凶器が選ばれた理由を推理するわけで、一体どうしたらそんなこと発想できるんだよと呆然。ノリが軽めで楽しめるけど異様ではある。フォーマット的には続編可能だが果たして。2026/09/21

よるのもち

15
タイトル通り、なんでこんなものを使って人を殺したの?という謎を解いていく安楽椅子探偵ものの連作短編。各話に出てくるアイテムならではの独特なロジックが面白く、登場人物同士の掛け合いも楽しいです。個人的なベストは『黒斧剣ヴェリギオス』でした。より変わった凶器の登場する続編を期待してしまいます。2026/09/08

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