出版社内容情報
「手術が終わったら……。わたし、伊吹くんといきたいところがあるの。」わたしが今、いちばんいきたいのは、はじめてのデートで、伊吹くんと一緒に乗った大観覧車!
わたし、鈴原天音。恐れていた病気の再発。伊吹くんだけでなく、栞と柚月くんにも打ち明けた。手術の前に、わたしがどうしてもやりたかったこと――。そのひとつが弓道の「的中」。そのために、梗介くんや、莉子たちが応援してくれたんだよ。手術後には新たな試練も……。でも、みんなと過ごした時間が、わたしを病気に立ち向かわせた。そして高校生活はいよいよクライマックス!
〈小学中級から、すべての漢字にふりがなつき〉
内容説明
わたし、鈴原天音。恋に部活に、思いっきり青春を楽しんでいた高1の夏の終わり。大ショックなことが起こったの。それは「小児脳腫瘍」という病気の再発…。ぜったいに生きることをあきらめない!むずかしい手術をうける決意をしたわたしに、手術の前日、伊吹くんが言ってくれた言葉は…?長いあいだ、応援ありがとう「100恋」シリーズ完結編!見とどけてくださいね。小学中級から。
著者等紹介
折原みと[オリハラミト]
1985年に少女マンガ家として、87年に小説家としてデビュー。マンガ、小説の他、エッセイ、絵本、詩集、料理本、CDなどで幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かりんとー
8
ラストの展開はわかっていたけど、二人の行方を見届けたかった! keyの麻枝准なら死んでた! とてもいいシリーズでした。 2025/04/02
色素薄い系
6
表紙はどんなシチュエーションなのかと思ったらラストのシーンでしたか。本編は今までの歩みがダイジェストとして「あの時あんな事あったなぁ」と語られているのが珍しい気がしました。病気が再発しても問題なく手術が終わる事は予想出来ていてので安心感のある最終巻だったと思います。2025/02/11
TAKU Yamamoto
3
と、とうとう最終巻だよ…!今まで推してきた恋愛小説だけど、終わっちゃうのはさすがに悲しい。表紙のとおり、内容はすっごくよかったよ!!伊吹くんには毎度シンゾウをえぐりとられちゃいますなあ(*´艸`*)2025/01/19
ゆりか
1
図書館で借りたのが最終巻だったけど、読んでいて幸せな気持ちになれた。 前の巻読みたい。2025/05/18