出版社内容情報
公家大名として知られる実在の人物・松平信平の物語、大人気「公家武者 信平」シリーズ最新刊!【講談社文庫書下ろし】
大名屋敷に奉公に出た幼馴染が、帰ってこない。そう訴えるのは鴨料理屋を営む若者・仙吉。信平がその大名家と交渉を始めると、その幼馴染は帰ってきた。顔を焼かれた無惨な遺体となって――「影姫」
他三篇を収録。
内容説明
夜回り中の信平が捕らえた不審な若者。だが若者は思わぬ変事を語り始める。夫婦約束をした幼馴染が、奉公先の大名屋敷から年季を過ぎても戻らないというのだ。悲痛な訴えに信平が動き始めると、幼馴染は帰ってきた。顔を焼かれた無残な遺体となって―。実在の傑人を描いた大人気時代小説。
著者等紹介
佐々木裕一[ササキユウイチ]
1967年広島県生まれ。2010年に時代小説デビュー。痛快かつ人情味あふれるエンタテインメント時代小説を次々に発表している時代作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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