出版社内容情報
「君だけが、
この瞳を綺麗と言ったんだ」
霊が視える大学生が、怖がらない女性と出会った。
すべて見直し、すべてを改稿した、まさに完全版。
伝説的大ヒット累計750万部突破!心霊探偵八雲シリーズを楽しむなら、今。
☆☆☆
死者の魂が見える赤い左眼を持つ大学生・斉藤八雲。
映画研究同好会の部室で彼と出会った晴香は、
廃屋に出る幽霊について相談する。
見返りを要求されただけでなく、
秘めていた過去を言い当てられ八雲に不信感を抱くが、
晴香の友人に危険が迫り――。
累計750万部突破、伝説のミステリーが全面改稿で再始動!
内容説明
死者の魂が見える赤い左眼を持つ大学生・斉藤八雲。映画研究同好会の部屋で彼と出会った晴香は、廃屋に出る幽霊について相談する。見返りを要求されただけでなく、秘めていた過去を言い当てられ八雲に不信感を抱くが、晴香の友人に危険が迫り―。累計750万部突破、伝説のミステリーが全面改稿で再始動!
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒業。2003年『赤い隻眼』を自費出版する。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で’04年にプロ作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
37
死者の霊が見える赤い瞳を持つ八雲。この設定だけで惹かれるものがあります。角川文庫のシリーズが完全版として始動したとのことですが、面白いですね。徐々に心を開く八雲と八雲に不信感を抱く晴香の関係も気になります。続きが出るとしたら読むか迷うところです。2024/08/13
綾@新潮部
27
シリーズ最後まで読んでいるからこそ、更に楽しめる完全版。携帯がスマホになっていたり、背景がしっかりと現代になっている変化具合も面白い。角川文庫版の時も「トンネルの闇」の最初の描写あたりがゾワゾワする感じがしたけど、今回も怖かった。謎が謎のままでいるあいだは恐怖感が増す。完全版の続きも、新・心霊探偵八雲も楽しみだ!2024/06/25
ちゃちゃまるり
19
初読み作家さん。書店で見かけ興味のあったシリーズが約20年ふりに全面改稿で完全版となったので、初読みしました。3編からなる連作短篇集。八雲の赤い左眼は赤く死者の魂が見える。その能力を使い事件を解決していく。主人公の八雲の言葉にいちいち棘があり素直でないためこちらもいちいち腹が立つ。今後の変貌に期待。それを差し引いてもミステリーとして面白かったので次作も読みます。次作は長編、楽しみ。2025/02/02
スミレ
14
角川版を全面改稿したらしい完全版。 角川版との違いを楽しみながら並読しました。 うん、確かに違う。そして面白い! 感涙ポイントではやはり涙を誘う。 角川版では出てこなかった別シリーズの人物の名前も出て来て、八雲との繋がりが気になります。 2作目も並読してみよう。 とても楽しみです。 2024/08/02
ai*
14
八雲シリーズ完結するとき、途中までは読んだけど断念してしまった…完全版が出るということで、その発行ペースに合わせて読むぞ!意気込んでいる。 完全版…すごい。別の作品ではないんだけど、もはや別の作品と言っても過言ではない。表現の仕方が難しいけど、とても読みやすくなった気がする。2024/07/26
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