出版社内容情報
忍海愛(おしみ・あい)は海上保安庁はじめての女性潜水士で”海蝶”と呼ばれる。
東日本大震災で母親を失った愛だったが、津波から愛を救った元海上保安官の佐﨑(ささき)と再会し、
心を通わせる。互いの気持ちを確かめるべく乗ったフェリー内で有毒ガスが発生、
船長が行方不明という緊急事態に。687名の乗客乗員の命は愛に託された!
10月7日スタートのフジテレビ連続ドラマ「新東京水上警察」の原作者のもうひとつの
代表作「海蝶」シリーズ。「過酷な任務の思いが蘇る」と特殊救難隊隊長推薦。
【目次】
内容説明
忍海愛は海上保安庁で初めての女性潜水士で“海蝶”と呼ばれる。東日本大震災で母親を失った愛だったが、津波から愛を救った元海上保安官の佐崎と再会し、心を通わせる。互いの気持ちを確かめるべく乗ったフェリー内で有毒ガスが発生、船長が行方不明という緊急事態に。687名の乗客乗員の命は愛に託された!
著者等紹介
吉川英梨[ヨシカワエリ]
1977年埼玉県生まれ。2008年に『私の結婚に関する予言38』で第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
23
日本ただ1人の海上保安庁女性潜水士・海蝶こと忍海愛と、震災時に彼女を救ったのに海保を去った元隊員・佐崎。そんな2人がふとしたきっかけから再会する第2弾。かつて愛の命を救ってくれた恩人・佐崎との運命ともいえる再会。しかし2人の関係を蝕んでゆく震災の心の傷、そして直面する最悪の洋上事件の危機。精彩を欠いていた愛がフェリー船の乗客687名の命運を託される難しい局面でしたけど、できることを懸命にやりきった愛の覚悟をしっかりと見ていてくれた人がいて、困難に再び向き合うことを決めた佐崎との関係を応援したくなりました。2025/09/12
ブランノワール
5
とてもよかったです2025/09/13
ohion
4
震災の被災者が潜水士、海蝶になった前作。あの時、助けてくれた人と再会。そこから始まる物語。休暇で乗ったフェリーで遭遇する事故?事件? 救難のあと辿り着く真相は悲しいものだった。 海蝶が掴んだ未来が明るいものでありますように。2025/10/12
古山 雅一
1
なかなかおもろかったわ。ダイバー必読やわ。2025/09/26