星海社新書<br> 1976年の新宿ロフト

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星海社新書
1976年の新宿ロフト

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065347874
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0273

出版社内容情報

1976年10月、新宿ロフトオープン
いま蘇る、伝説の10日間(オープンセレモニー)の舞台裏

平野悠×牧村憲一(音楽プロデューサー)
対談及び貴重資料収録!

日本のロック・ミュージックが真の意味で市民権を勝ち取る前哨戦を、ライブハウス「ロフト」の創設者が回顧する壮大なクロニクル

ーーーーー
ライブハウスという新たなカルチャーが胎動した時代の息吹と熱狂

1970年代に日本のロック・シーンはわずか数年で怒涛の如く成長し、やがて国内の音楽業界全体を席巻する存在として巨大な発展を遂げていった。この熱狂の先頭をいく気鋭の音楽家たちと常に併走してきたのが、ライブハウス「ロフト」だ。本書は、日本のロック及びフォーク界のスーパースターを育てた「聖地」の創設者である著者が、いまや伝説として語り継がれる「1976年の新宿ロフト」のエピソードを大きな軸として、日本のロック・ミュージックの長く曲がりくねった歴史を、アーティストたちの素顔や業界の生々しい実情とともに明らかにする。歌謡曲に対するカウンターカルチャーとして、ロックが市民権を得ていった軌跡を堪能してほしい。
ーーーーー

「80年代に入ると空前のバンド・ブームが訪れ、ホコ天にイカ天と、多くの若者から絶大な支持を得た日本のロックは全盛を極めるようになった。その発火点として新宿ロフトが果たした功績は大きい。そして、その新宿ロフトがオープンに至る過程もまた重要であり、そこからさらに遡り、前時代的だった60年代後半の日本の音楽業界の在り方や、それに異を唱えるべく1971年3月に烏山ロフトが生まれた時代背景を再検証する必要がある」
ーープロローグより

内容説明

ライブハウスという新たなカルチャーが胎動した時代の息吹。1970年代に日本のロック・シーンはわずか数年で怒濤の如く成長し、やがて国内の音楽業界全体を席巻する存在として巨大な発展を遂げていった。この熱狂の先頭をいく気鋭の音楽家たちと常に併走してきたのが、ライブハウス「ロフト」だ。本書は、日本のロック及びフォーク界のスーパースターを育てた「聖地」の創設者である著者が、いまや伝説として語り継がれる「1976年の新宿ロフト」のエピソードを大きな軸として、日本のロック・ミュージックの長く曲がりくねった歴史を、アーティストたちの素顔や業界の生々しい実情とともに明らかにする。ロックが市民権を得ていった軌跡を堪能してほしい。

目次

第1章 ロフト創業~新宿ロフトオープンまで(1971年~1976年)(ジャズスナック・ロフト誕生(1971年)
ライブハウスへの目覚め~西荻窪ロフト(1973年)
本格的なロックのライブハウス、荻窪ロフトがオープン(1974年)
独自の文化圏でオープンした下北沢ロフト(1975年)
それまでのロフトの集大成だった新宿ロフト(1976年))
第2章 1976年の新宿ロフト 平野悠×牧村憲一対談
第3章 80年代の憂鬱 市民権を得た日本のロックは大躍進を遂げ、マイナーからメジャーへ(ロック情報誌『ルーフトップ』の創刊(と休刊)
ライブハウス・ロフト・シリーズの誕生
伝説の『ロフト・セッションズVol.1』
ドキュメント・アルバム『衝撃のUFO』の衝撃
トムス・キャビンとの共同シリーズ企画『アメリカを聴く』 ほか)

著者等紹介

平野悠[ヒラノユウ]
ライブハウス経営者。1944年8月10日、東京生まれ。ライブハウス「ロフト」創業者、またの名を「ロフト席亭」。70年代に烏山、西荻窪、荻窪、下北沢、新宿にライブハウス「ロフト」を次々とオープン。その後、海外でのバックパッカー生活、ドミニカ共和国での日本レストランと貿易会社設立を経て90年代初頭に帰国。1995年、世界初のトークライブハウス「ロフトプラスワン」をオープンし、トークライブの文化を日本に定着させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

31
1970~80年代、日本のロック始まりのベースとなったライブ・ハウス「ロフト」の仕掛人・平野悠氏による回顧本。半年前に読了の著者による「定本ライブハウス「ロフト」青春記」のダイジェスト+日本のロックフォーク・ミュージックのプロデューサー・牧村健一氏による対談や当時の懐かしい保存資料が合体した感じ。新宿では、デビュー直後のシーナ&ロケッツやチャー、下北沢ではT・バードのライブを目撃したことが50年経っても鮮明に思い出す。わが青春の微笑ましいひとこまだった。そんなことを思い出させていただいた本書に感謝。2024/09/01

阿部義彦

19
創業者によるロフト回顧録。『日刊ゲンダイ』に連載された記事を元に特に76年に新たにオープンした「新宿ロフト」に焦点を当てています。伝説のオープンセレモニーの10日間のチラシや牧村憲一さんの手による手書きのセットリスト等の貴重な資料も公開。白黒のスナップ写真も生々しいです。ここで山下達郎、坂本龍一、西岡恭蔵、長谷川きよし、矢野顕子、金子マリ等がセッションを繰り広げて、後には東京ロッカーズというパンクムーブメントもうまれる。怪気炎「絆を大切に」「一緒に乗り越えよう」なんて歌をミック・ジャガーがいつ歌ったんだ!2024/02/01

きょん

6
1970年代のニューミュージック、ロック勃興期の熱気が伝わる一冊。烏山、西荻、荻窪、下北沢、新宿と次々にライブハウスをオープンさせ、バンドを育ててきた筆者。ニューミュージックの大御所たちが、まだ集客もなかなかできない新人時代。当時のライブのフライヤーを見ると圧巻のメンバーだ。そして掲載されている写真を見ると所狭しと観客がつめかけている様子。何かおもしろい音楽やってるぞ、と集まるそのワクワク感。今ではもう見られないだろう時代の風景。2024/03/30

nobu23

4
ロックがまだアンダーグラウンドだった時代にオープンした新宿ロフトに関して書かれた書籍。創業者視点での思い出がメインだが、当時の関係者対談などもある。ロフトに関する書籍はこれまでにも出版されているが、新宿ロフトオープンとその付近の時代に絞って深く書かれている。2024/03/31

Kolon

3
1960年代の元学生運動経験者たちは、履歴に傷がついたため、その多くが就職できず、著者のように飲食業に入った人たちも多くいた。 著者が経営していたロフトは、その後の日本の音楽環境に重要な影響を与えた。 無名のバンドやミュージシャンに、演奏環境を与え、インキュベーションの役割を果たしたからだ。 数多くの参加者がロフトを経由して、その後メジャーアーティストとして活躍することになった。 そういった意味で、著者が果たした役割は大きいと思う。 2024/11/17

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