目次
神話1 原爆こそが日本降伏の理由(修正主義者;伝統的解釈 ほか)
神話2 水爆は「革命的な」兵器(水爆革命;戦略爆撃は決定的か ほか)
神話3 危機を回避する核抑止(核抑止;キューバミサイル危機 ほか)
神話4 核兵器は安全の守護者(長い平和;火山の乙女 ほか)
神話5 核兵器こそが唯一の切り札(核兵器という「魔神」;力の通貨 ほか)
著者等紹介
ウィルソン,ウォード[ウィルソン,ウォード] [Wilson,Ward]
British American Security Information Council(BASIC)の核兵器再検討プロジェクト(Re‐thinking Nuclear Weapons Project)のディレクター兼主任研究員。元モントレー国際大学ジェームズ・マーティン不拡散研究センター主任研究員。国際連合、スタンフォード大学、プリンストン大学、ジョージタウン大学、米国海軍大学等多数の政府機関、大学、シンクタンク等で核軍縮に関する講演を行っている
黒澤満[クロサワミツル]
大阪女学院大学教授、長崎大学核兵器廃絶研究センター顧問
広瀬訓[ヒロセサトシ]
長崎大学核兵器廃絶研究センター副センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
拡がる読書会@大阪
1
いつまで経っても核はなくならない物騒な世の中ですが、それは核兵器の有用性を肯定する理論がまだまだ根強いことを批判的に検証し、核兵器の効果や必要性について新たな視点を提供する著作です。 核兵器は戦争を終わらせた、核兵器は強力な抑止力である、核兵器は未来の戦争を防ぐなど5つのポイントを挙げて現実的な視点から核兵器の役割と影響を再評価することを促しています。 https://note.com/sharebookworld/n/n1a80d25175002024/08/20
Hiroshi Yamazaki
1
監修をした黒澤氏の講演を聞き、もっと核兵器に関して理解を深めたいと思い購入。 内容に関して、事実と誰しもが納得できる論理で、核兵器にまつわる論を切っていく。 読んだ感想として、私たちが核兵器とその歴史に対して、余りにも無知で、意図的な誘導に惑わされているか気づかされる。ただ必要なのは、核兵器の実体を正確に捉え、評価することなのだと。 核兵器の価値を第一に保証する広島・長崎原爆と当時の日本・アメリカの動勢を見るとき、日本人がその事実を正しく学び発信していく使命があるのだなぁ、と思う。2018/02/05
かじやん0514
0
核抑止力論メッタ切りの本。2016/05/19
Studies
0
微妙2018/01/15
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