出版社内容情報
【これから社会に出る人たちへ】
「自己実現」とは、自分らしさを生かして社会に貢献していくこと。
本書では、そのための力を「自己実現力」と表現しています。
自己実現力は、自立する力、豊かな人生をつくる力でもあります。
さまざまな特性をかかえた発達障害の人が、
社会に出てからの人生をいかに豊かにしていくか、
自己実現力のつけ方をわかりやすく図解します。
本書は、主に社会に出る前の、高校生や大学生を対象に向けて解説していますが、
保護者や支援者、成人当事者の方にも、ぜひ読んでほしい一冊です。
【内容構成と主なポイント】
1章 自己理解を深める
特性は理解と支援で個性にもなりえる/特性の現れ方をストレス耐性で考える/人からの評価にとらわれないで/自分を客観的にみる練習をしてみよう/「問題」行動を「氷山モデル」で考える/自分を認めて「真の自己肯定感」をもつ/ギフテッドと2E
2章 心身の安心感を得る
安全な環境なのに危険を感じてしまう/感覚、認知の調整とストレスケアを/疲れやすいと自覚して、しっかり休む/ストレスへ対処して、心の疲労を防ぐ/自分の「感じ方」を知っておこう/感覚過敏・鈍麻・渇望、それぞれの対処法
3章 自分をたいせつにする
不完全な自分を受け入れると楽になる/思いやりを、まず自分自身に向ける/感情に対処して今の自分を幸せに
4章 スキルを身につける
相手を怒らせない伝え方「Iメッセージ」/対人関係をなめらかにする「魔法の言葉」/自分もハッピーになれる「感謝の言葉」
5章 親が今できること
親子の間の誤解をといておこう/兄弟姉妹のわだかまりを解消しておく/自己決定させることにこだわらない
内容説明
自分自身の特性を理解し、スキルを身につけて、社会貢献しながら生きていくには。
目次
1 自己理解を深める(特性1 特性は理解と支援で個性にもなりえる;特性2 特性の現れ方をストレス耐性で考える ほか)
2 心身の安心感を得る(安心感が重要1 安全な環境なのに危険を感じてしまう;安心感が重要2 感覚、認知の調整とストレスケアを ほか)
3 自分をたいせつにする(自分らしさ 不完全な自分を受け入れると楽になる;セルフコンパッション 思いやりを、まず自分自身に向ける ほか)
4 スキルを身につける(コミュニケーション1 相手を怒らせない伝え方「Iメッセージ」;コミュニケーション2 対人関係をなめらかにする「魔法の言葉」 ほか)
5 親が今できること(親子関係1 自分たちを責めないことがたいせつ;親子関係2 親子の間の誤解をといておこう ほか)
著者等紹介
高山恵子[タカヤマケイコ]
NPO法人えじそんくらぶ代表。ハーティック研究所所長。臨床心理士。薬剤師。昭和大学薬学部兼任講師。特別支援教育士スーパーバイザー。昭和大学薬学部卒業後10年間、学習塾を経営。1997年アメリカ・トリニティー大学大学院教育学修士課程修了。1998年同大学院ガイダンスカウンセリング修士課程修了。帰国後、ADHDを中心に高機能の発達障害の当事者と家族のための会「えじそんくらぶ」を始める。ADHD等の発達障害のある人のカウンセリングや教育を中心に家族支援、キャリア就労支援などを行う。セミナー講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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月と星
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ao