賜物

個数:

賜物

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月14日 01時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 612,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309709628
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

ベルリンに亡命した青年が、世界的な蝶の研究者である偉大な父への追憶を抱きつつ作家として自立するまで描く。祖国への思いを込めたナボコフ最後のロシア語小説を原典から初の邦訳。

内容説明

1984年、ベルリンに暮らす20代半ばの亡命ロシア青年フョードルは、最初の詩集を刊行したばかり。世界的な鱗翅類学者の父は1916年に中央アジアへの探検旅行に出かけたまま行方不明となり、美しき母と姉はパリに暮らす。彼自身の生活は貧窮を極めるが、プーシキンやゴーゴリといった偉大なロシア文学への献身が揺らぐことはない。父とともに蝶を追った別荘の思い出、亡命ロシア人サークルにおける文学談義、運命の女性との夜ごとのベルリン彷徨…。やがて彼は、芸術を二次的なものと考える進歩的思想家チェルヌィシェフスキーの評伝執筆に全力を傾けるようになる。

著者等紹介

ナボコフ,ウラジーミル[ナボコフ,ウラジーミル][Набоков,Владимир В.]
1899‐1977。サンクト・ペテルブルクの貴族の生まれ。ロシア革命後、1919年に一家で西側に亡命し、ケンブリッジ大学に学ぶ。その後、ベルリンで本格的な作家活動を開始し、長篇『ディフェンス』(30)などを発表するが、ナチス・ドイツから逃れるため1940年アメリカに移住。その後は、執筆言語を英語に切り替え、精緻な仕掛けに満ちた小説を書くバイリンガルの亡命作家として知られるようになる。多くの長篇や、短篇・評論・翻訳などを幅広く手がけ、20世紀を代表する作家として高い評価を得ている

沼野充義[ヌマノミツヨシ]
1954年東京生まれ。東京大学卒、ハーバード大学スラヴ語学文学科に学ぶ。現在、東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品