眠れなくなる怪談沼 実話四谷怪談

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眠れなくなる怪談沼 実話四谷怪談

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065316788
  • NDC分類 910.25
  • Cコード C0076

出版社内容情報

◆著作と語りで現代の怪談ブームを担う川奈まり子氏
1000人を超える怪異体験者に取材し、徹底的なリサーチで綴られる「川奈怪談」。語りと著作で現代の怪談ブームを担う川奈氏が、日本を代表する最恐怪談『四谷怪談』の深淵に挑む。自身の執筆スタイルに忠実に、四谷怪談ゆかりの地を歩き、丁寧な調査に基づいて書き上げた傑作ルポルタージュ。

◆今なお怪異を生み続ける日本を代表する怪談「四谷怪談」
その名を知らぬ人はいない、日本を代表する怪談であり、怪談好きなら必ず一度は通る『四谷怪談』。川奈氏のネットワークで、講談、落語、舞台、映画、文学、現在活躍する人気怪談師まで取材し、今なおあとを絶たない『四谷怪談』にまつわる不思議な話を蒐集。300年に亘って日本人に怖れ愛されてきたお岩様の正体を探る。

◆実話怪談、都市伝説、ヒトコワ……あらゆる恐怖がここに!
『四谷怪談』にまつわる実話怪談を随所に盛り込み、自身の身の周りで起きた怪異の記憶を辿りながら、いつの時代も変わらず日常の隙間に存在する、男の欲、女の情念を妖艶にあぶり出す。川奈氏自身が「いつか書いておきたかった」話を初公開。川奈ファン必読の書。

内容説明

お岩さまは、『皿屋敷』のお菊や『累ヶ淵』の累と並ぶ江戸三大幽霊の一人である。しかしながら彼女は、おそらく実在した人物だとされており、東京都豊島区の妙行寺に墓が、生家跡にある新宿区の於岩稲荷田宮神社に子孫が、それぞれ本当に存在している。本書はひと言で言えば、「四谷怪談」にちなんだ実話怪談をお愉しみいただくと同時に、「四谷怪談」とお岩さまの伝承をご紹介する本である。「四谷怪談」の世界は奥が深く、切り口によって何通りもの解釈が並列しつつ成り立つ。よく知られた物語や伝承の他に、傍流や支流も数えきれないほどある。しかしながら、一番の恐怖は、三百年という時を経てなお、現在も新たな怪異が生まれつづけているという事実である。「四谷怪談」はまさに「実話怪談」なのである。

目次

序章 「四谷怪談」を紐解く
第1章 『四谷雑談集』のお岩さま
第2章 講談・落語『四谷怪談』のお岩さま
第3章 『東海道四谷怪談』のお岩さま
第4章 伝承と信仰に息づくお岩さま
終章 「四谷怪談」これから

著者等紹介

川奈まり子[カワナマリコ]
作家・奇譚蒐集家。東京都八王子市出身。ルポルタージュ的手法で怪異の体験者と場所を取材し、これまでに5000件以上の怪異体験談を蒐集。近年は怪談の語り手としても活動。日本推理作家協会会員。怪異怪談研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夢追人009

248
日本で一番ポピュラーな怪談噺の「四谷怪談」について取材調査されて全てを書き尽くした著者渾身の一冊で非常に勉強になりましたね。300年の歴史があるだけにいつもの実話怪談ものよりも迫真的で真実味が増していると思いますね。時代背景やファッションにまで言及する蘊蓄はやや冗長な印象は受けますが、それだけ真剣に書かれている証拠だと受け止めて読むと楽しめるでしょうね。著者の考えでお岩さんが芝居の舞台を通じて現代にまで祟る理由は、いろんな真実ではない事まで演じられている事に怒って災厄を為すのだという説は非常に肯けますね。2023/07/11

澤水月

10
元祖の雑談集から始まり、落語、講談、歌舞伎狂言と膨大な一次資料・聴き取りもとにした力作。実話怪談とオマージュ怪談も怖い…永久保貴一さんや小池壮彦さん、広坂朋信さんら令和怪談ブーム以前からの泰斗も参照されており嬉しい。「現代女性の視点から」綴られ斬新で凛としている…ことと艶めかしさを同居させた稀有な筆。稲荷の宮司に取材しものすごく近いあのお寺とのことも俯瞰的に整理されている2023/10/02

あられ

8
四谷怪談にいくつものヴァリエーションがあるとは。。。知らなかった。。。お岩さまと伊右衛門氏、仲がよかったのか、悪かったのか? そこから、諸説あるとは、驚きである。ただ、眠れなくなるほどにはこわくなかったので、こわがりのかたも読んでいただけるかな。。。2023/08/08

冬峰

4
誰もが聞いたことのある四谷怪談は、実はかなり複雑な経緯で作られた。その辺を整理して、現代に残る記録や寺社にも取材してまとめたもの。色んな姿のお岩さんがいて面白い。夫婦が本当は仲良しだったのか、怪談のように酷い展開になったのかは、記録を辿ってもはっきりしない。だがそこが良い。合間に挟まる怪談も良い。 読んですぐ、YouTubeで一龍斎貞鏡さんの動画を検索すると、当にお寺で講談中に蝋燭が消える映像が。おお、怪奇現象の実録。嬉しや。2023/10/23

ちゃみ母

3
一龍斎貞鏡さん、一龍斎貞寿さんに興味が出た。講談も面白そう。本当のお岩さんはどんな人だったのか?女性としての視点、心情から紐解いて物語を構築するという考えに共感した。2024/06/17

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