出版社内容情報
戦功により駿河一国を与えられた家康は、三河、遠江も掌中に収めた。
家康を安土城へ迎える接待役を任させられた明智光秀だったが、
信長の機嫌を損ない役目を外される。秀吉を援軍するよう命令を受けた
光秀は本能寺に戻り、信長を死に至らしめた。
光秀を討ち取り、信長の一番の後継者を自負する秀吉は大坂に築城する。
それに対して家康は信長との義により、織田信雄に呼応して
小牧・長久手で戦うも、両者が講和する。
内容説明
武田氏が滅亡、戦功により駿河を与えられた家康は三河、遠江の三国の太守になる。京に向かう堺で、本能寺での信長の死を知った家康は、伊賀を越えて三河に逃げる。天下に覇を唱えんとする秀吉と家康は小牧・長久手で戦う。両者の膠着状態を打開する講和条件は、家康の次男を秀吉の養子とすることだった。
著者等紹介
横山光輝[ヨコヤマミツテル]
1934年兵庫県神戸市生まれ。’55年『音無しの剣』でデビュー。’56年から月刊誌「少年」に『鉄人28号』の連載を開始し一大ブームとなる。他に『伊賀の影丸』『仮面の忍者 赤影』『魔法使いサリー』『コメットさん』『バビル2世』などジャンルは多岐にわたる。’91年『三国志』で日本漫画家協会賞優秀賞、2004年同協会の文部科学大臣賞を受賞。同年逝去
山岡荘八[ヤマオカソウハチ]
1907年新潟県生まれ。’20年高等小学校を中退して上京、逓信官吏養成所に学ぶ。’38年に『約束』でサンデー毎日大衆文芸入選。長谷川伸の新鷹会に入会。’42年より従軍作家として各戦線で活動し、戦後『徳川家康』の連載を開始する。’53年から単行本が刊行され、ベストセラーとなる。’58年中日文化賞、’67年長谷川伸賞受賞、’68年『徳川家康』で吉川英治文学賞を受賞。’73年紫綬褒章受章。’78年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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