出版社内容情報
事業承継は経営者にとって「最後の大仕事」であり、家族、従業員、取引先、社会、そして自身のために何年、何十年と経営してきた会社を後継者に引き継ぐというのは、言葉にすれば簡単だが実際にはかなりの勇気が必要で、実行するまでにはさまざまな壁を乗り越えなければならない。「後継者が見つからない」という理由で廃業を選択するケースも増えているし、無事に承継できたとしても、承継後すぐに経営が立ち行かなくなってしまう「失敗例」も多い。事業承継を成功させるには、「自社を末長く発展させること」「長寿企業になること」というゴールをしっかり認識したうえで、入念な準備を行なうことが不可欠なのである。
そこで本書では、準備不足によって失敗してしまった事業承継の事例を解説したうえで、令和6年3月に計画書の提出期限を迎える法人版事業承継税制(特例措置)の活用法も含め、事業承継のメリットと成功させるための具体的な方法を紹介。事業承継を「これまで行ってきた経営を見直し、それを次に発展させる大きな契機」として、承継する側・される側両方の幸せを実現する1冊である。
内容説明
事業承継の「準備と心構え」から具体的なプロセス、事業承継税制(特例措置)の活用方法までこの1冊でまるっとわかる!この1冊で「成功へのロードマップ」を全網羅!
目次
第1章 事業承継が失敗する9割は「準備不足」
第2章 「事業承継の本質的な意義」を理解する
第3章 事業承継の成功へと至る道・その1 会社の魅力を正しく把握し、最大化する
第4章 事業承継の成功へと至る道・その2 失敗しない「事業承継計画」を作成する
第5章 事業承継の成功へと至る道・その3 優秀な後継者を選び、育成する
第6章 知識ゼロでもわかる「事業承継税制」の活用法
著者等紹介
小形剛央[オガタタケヒサ]
1979年11月、神奈川県生まれ。税理士、公認会計士。2002年に中央大学商学部卒業、公認会計士2次試験合格、監査法人太田昭和センチュリー(現EY新日本有限責任監査法人)に入社。2006年、公認会計士登録。2013年7月に新日本有限責任監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)退職、同年8月に税理士法人小形会計事務所入所、TKC全国会入会。2013年10月に税理士登録。現在、税理士法人小形会計事務所所長、株式会社サウンドパートナーズ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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