出版社内容情報
トナたろうから見ると個性がまぶしい楽屋の動物たちも、
売れるために「らしさ」を求めて、もがいた過去があったり、
もがいている最中だったり。
そして親に反対されても、安定の道を捨てても、
舞台に立ちたいと願う動物も。
同じ夢を見る楽屋の仲間たちとの楽しい「今」のおはなしです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
28
1巻に比べると、自虐やどんぐりの背比べ的な失笑は抑えられ、新キャラ含め仲間内のわびさびなやりとりがメインになっている。その分主人公であるはずのトナくんはますます存在感を弱め、もはや「地の文」と化している感すらある。各キャラが濃くなっていく中、クローズアップされたのは新キャラのチャラ男シマウマだが、結局は表紙が示す通り、全てを統べているのはらっ子師匠なんだな~と思う。蕎麦、旨そうだ。食べたくなった。それにしても芸人というのはやはり、業の深き生き様なのかねぇ…2024/11/28
sofia
22
これはこれで芸人の楽屋版「大家さんと僕」をとても感じる。2025/05/27
ぐうぐう
21
手品ペンギンのジローは夫婦で舞台に立つ。ある日、妻が出れなくなり、娘のマリーがアシスタントをすることに。けれど、騙したり驚かせたりするのが嫌いなマリーは、先の展開をお客さんに教えてしまう。「これは一回失敗するけどわざとです」「次の出し物は…面白くないです」マジックに一番向いてないと思われたマリーの舞台に、お客は大爆笑。何がウケるかわからない、お笑いの世界のリアルがここにある。今巻の名言。チーム走鳥類のリッチ兄さん「飛べない鳥には飛べない鳥の戦い方があるんや」には、痺れる。2024/01/14
らて
1
芸人としてもがく息子。 分かりあえない母と息子。 母の 少しもわからないということがわかりました。 と息子の生き方を納得するところ スゴイ親心の描き方❥2024/08/11
さち
0
成功!って幸せとイコールじゃない。夢ある人々が集う素敵な楽屋でのお話。2024/04/18
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