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出版社内容情報
灰川十三のの生まれ故郷・北海道の蔵土で、刑事の冴木仁と十三の育ての娘・花音を襲ったのは、その地で【三十三人殺し】を行った犬山修二と同じく顔に瑕を持つ男……! 辛くも襲撃を逃れた冴木たちは、蔵土の犬山の家で見つかった大量の絵から意外な情報を得る。それは、かつて世間を騒がせた謎の贋作者・四葉不詳によるもの……。そして、贋作取引による詐欺罪で服役中の神代タケル……十三の育ての子の一人……は告白をする。灰川邸の絵画『我が子を食らうサトゥルヌス』を描いた者こそ、自分たち贋作(まがいもの)とは違う、真作(ほんもの)……灰川十三の本当の息子だと。もともと飾られていた『真珠の耳飾りの少女』の絵を『サトゥルヌス』に架け替えた人物は、画商の証言で判明した。その正体に驚愕する仁。そして今。仁の弟・蒼佑はその男によって拉致監禁され、灰川邸の子供たちと同じ運命をたどらされようとしていた。監禁場所から出てきたのは……当初より事件に係わっていた【あの男】だった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
11
◎ 灰川邸の子供たちを殺した真犯人が明らかになる5巻。犯人からすれば本当の子供である自分を捨てて、身寄りのない子供を育てていた灰川十三は憎むべき存在だったのだろう。彼の復讐はどう決着するのか。重くて息苦しい展開が続く作品ですが、ヒロインである花音の美しさがせめてもの救いです。鈍感な彼女の恋心がどうなるのかも見逃せません。2023/03/26
真夢
5
1巻を無料読みした記憶があり(内容の記憶ほぼなし)、今回久しぶりに読みたくなったタイミングでドラマ開始。設定がだいぶ変わってたので、ドラマのほうを一旦楽しむことに。そして、ドラマ終了が待ちきれなくて5巻まで買ってしまった笑 人物の身体のバランスがすごく上手に描かれている。顔は皆似ているけどね。今の章はこれで終わり?あまり引き込まれるような展開ではないが、一応楽しみにしておく。2024/09/01
ぐっちー
4
事件の表面的なことは分かってきたけど、肝心なことが見えないのよ。灰川は一体何考えてたのか。2025/01/04
ak
4
みんな被害を受けた子どもだったんだろうけど、だからって他の子どもに加害していいわけじゃないからね。実の親に捨てられ養父に捨てられた上に閉じ込められて餓死させられた子の人生よ。2024/07/12
ankowakoshian11
2
読了。2024/08/18