出版社内容情報
全国の不動産関係者、デベロッパー社員必読。積水ハウス、アパグループ…不動産のプロがコロッと騙された複雑で巧妙すぎるその手口
内容説明
積水ハウスが50億円を超えるカネを騙し取られた「五反田海喜館事件」は不動産業界だけでなく日本中を騒然とさせた。事件は氷山の一角にすぎず、近年の土地バブル再来で地面師たちの動きが活発化している。プロですら騙されるのだから、素人などひとたまりもない。詐欺集団の複雑で巧妙な手口を明かす。
目次
第1章 「積水ハウス」事件
第2章 頂点に立つ男
第3章 新橋「白骨死体」地主の謎
第4章 台湾華僑になりすました「富ヶ谷事件」
第5章 アパホテル「溜池駐車場」事件の怪
第6章 なりすまし不在の世田谷事件
第7章 荒れはてた「五〇〇坪邸宅」のニセ老人
著者等紹介
森功[モリイサオ]
1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、「週刊新潮」編集部などを経て、2003年に独立。2008年、2009年に2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。2018年には『悪だくみ「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
164
戦後の混乱で生まれた地面師。バブル期から現代、土地の価格が上昇し始めると激しく動き出す者たち。摘発は氷山の一角。犯行は大胆になっている。手口が複雑で素人にはわからない。人を騙すためにあえてそうしている。どこまでが被害者なのかわからないのだから。名前を変え、偽造し、裏切る。そこに善行は一切ない。自供してしまうとメンバーから外される世界。都心の一角の荒れた地を探し、資産を持つ高齢者や家族に巧妙に近づき、なりすます。金があるところに人は群がる。明らかな悪が保釈され、罪を重ねる。一部の弁護士も関わっているという。2026/07/31
ehirano1
126
プロで構成されるチーム型犯罪は圧巻も、書類、役者、タイミング、資金の流れ等は薄氷を渡る緊迫感。もはやこれが現実であるということが信じられなくなるレベル。一方で、地面師達はなぜ闇落ちしたのか?それは安易さという弱さの表れなのか?もしくは社会構造が生み出す産物なのか?2026/01/17
やな
51
ちょっと理解できない部分が多く、モヤモヤしながら読了。しかし、とてつもない大金をせしめとる詐欺集団が存在し、逮捕されてもなかなか起訴されない現実は、理解した。2024/12/07
d2bookdd
45
地面師のルポ。1件1件が、信じられないうちに、次々と事例が続き、信じられない気持ちに。自分が、騙されることは無さそうだけど、騙すことを生業にする人がいるのも事実と認識した。2024/12/06
そうにゃん
45
おもしろい、好物の読み物。不動産に関わる人は必読。欲を言うならもう一段深い闇の部分を探って欲しかった。表向き清掃員として働いている「なりすまし役の手配師」などもっと知りたかった。連ドラ化希望。2023/01/27




