出版社内容情報
斬新な発想に視界がクリアになる
人家作家の書下ろしエッセイ。
思いついたことを話すと、「それ、書いちゃ駄目だよ」と言われる/
「自分との戦い」って何なの? そういうものが本当にあるわけ?/
ロシアがウクライナに侵攻したときに僕が思ったこと/
世間知らずのままでいたいし、誰かの友達になりたいと思ったことは一度もない/
内容説明
あらゆるものが新しくなり、人々の価値観も変化する―。コロナ後の情報化社会での新生活、新常識からエンジンへの偏愛まで、人気作家の100のエッセィ。真面目にふざけることに挑戦しつづけている森視点で物事を見ると、世界の景色が大きく変わる!書下ろし人気エッセィ、ついにシリーズ第11作登場!
目次
ここ十五年ほど、なにかで職業を尋ねられたら「無職です」と答えている。
「マスクをしてご入場下さい」とは、マスクをしないと入場できませんの意味?
「具体的」と「抽象的」の焦点距離の自在性こそ、人の重要な能力。
戦争が身近に感じられるデジタル時代は、不安を大きくするが、より安全側か。
想像以上に個人主義だった日本人。時代の変化は早いといえるのか。
原因や理由を挙げることは、単なる「言い訳」ではない。
日本でコロナウィルスが抑制された理由は、日本人の個人主義にあるのでは。
出ザル、会わザル、飲まザル、騒がザルになれ、と指示された日本人。
出来事を具体的に書かず、いきなり発想を述べるとエッセィになる。
ストレス解消のため、というが、そもそもストレスを何故溜める?〔ほか〕
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
作家、工学博士。1957年12月生まれ。名古屋大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。以後、続々と作品を発表し、人気を博している。2010年には、Amazon.co.jpの10周年記念で殿堂入り著者に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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assam2005