出版社内容情報
心・身体・世界はどうつながっているのか。人間の能動的な予測が、世界を絶えず構成するメカニズムを解き明かす。認知科学の世界的第一人者による理論的集大成!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mim42
11
「脳は予測する機械である」に関する一般解説書。個人的にサプライズはほぼ無かった。哲学と科学の境目が微妙な領域だが、後者の体系の下で得られた知見や仮説に拠る所が大きそう。とはいえ本書は数理的な言語で書かれている訳でもなく、内容が実際にどれほど証拠に基づいたものなのか判断に戸惑う箇所がある。参考文献は科学・哲学ともに豊富なので単なる「俺はこう思う」では無い。精読はディープリサーチ向けタスク。気になる鍵語としては、好奇心、ムーニー画像、内外受容と固有受容(行動)の三受容、治療VR、身体予算、適合率調節。2025/11/16
Go Extreme
2
脳は予測機械 生成モデル 予測エラー 精度の重み付け 知覚の本質は制御された幻覚 脳が欠けている部分を予測で補う ファントム・バイブレーション現象 脳が予測している プラセボ効果 脳の予測メカニズムが機能不全 ノシセプティブ痛 脳の予測メカニズムを再キャリブレーション 自閉症スペクトラム 予測エラーと学習 感情も予測される 予測エラー動力学 ゾーンに入った状態 自己確認的なサイクル 精度の重み付けに対するコントロール 行動は予測エラーを減らすため 予測メカニズムの調整には限界がある 経験に対する主体性回復2025/11/17
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