出版社内容情報
目次
はじめに
第1章 何故リハビリテーションの結果に差が出るのか?
? 回復期リハビリテーションは病棟単位で運営されている
? 回復期リハビリテーションには充実度に応じた区分がある
? リハビリテーション医学の専門医・指導医がいるか?
? リハビリテーションの提供量(提供時間)が最も大切だが…
? アウトカム評価でリハビリ病院の実力が分る時代に
第2章 回復期の心のケア
? 世界保健機構の健康の定義は、身体的・精神的・社会的に完全な状態
? リハビリテーションの究極の目的は人間性の復権
? 回復期に揺れ動く複雑な患者心理
? 末期がん患者で研究された患者心理 - ステージ理論-
? 失ったものでヒトの価値は変わらない‐4つの価値‐
? 最良のリハビリテーションは家族の理解と共感
? 本当の気持ちを言えない 高齢者の親心
? スタンダードなリハビリテーションの重要性
第3章 回復期リハビリテーション病院に必要な医療
? 安らげる療養環境か? リハビリ専門病院のレイアウト
? 病棟内や屋外にもリハビリテーションスペースがあるか?
? 活動開始にむけて、全身管理とリスク管理
? リハビリテーションにおける転倒予防の考え方
? 回復期リハビリテーション中も継続すべき専門医療
? 早期離床に潜むリスク、脳梗塞後の脳血流減少
第4章 リハビリテーション栄養学
? サルコペニアと低栄養 運動に必要な栄養の確保
? リハビリテーション中には低栄養の方が多い
? 回復期リハビリテーションでは多くのカロリーを必要とする
? 栄養状態と筋肉量 定期計測の重要性
第5章 高次脳機能障害
? 救急医療の発達により高次脳機能障害が社会問題に
? 谷間の障害と呼ばれる高次脳機能障害
? 医師でも分かりにくい高次脳機能障害の特徴
? 高次脳機能障害にはチームアプローチが必要
? 専門の心理士が配置されているか?
? 記憶障害の特徴と家族対応のポイント
? 注意障害の特徴と家族対応のポイント
? 遂行機能障害の特徴と家族対応のポイント
? 社会的行動障害の特徴と家族対応のポイント
第6章 復職支援と自動車運転
? 復職支援の開始 患者側に立った職場との調整
? 困難事例では障碍者就労支援センター等と連携
? 自動車運転の法律厳格化 一定の病気の届け出義務
? 改正道路交通法における医師の役割
? 一定の病気後の自動車運転再開の手続き
? 運転の可否について 包括的評価の必要性
? 復職後について 情報伝達の重要性
丸石正治[マルイシマサハル]
(現職)
医療法人健応会理事長 広島大学客員教授
(履歴)
県立広島大学教授
広島県高次脳機能センター センター長
厚生労働省研究班員
目次
第1章 何故リハビリテーションの結果に差が出るのか?
第2章 回復期の心のケア
第3章 回復期リハビリテーション病院に必要な医療
第4章 リハビリテーション栄養学
第5章 高次脳機能障害
第6章 復職支援と自動車運転
著者等紹介
丸石正治[マルイシマサハル]
防衛医科大学校卒業防衛医科大学校脳神経外科教室。北海道大学医学部リハビリテーション医学講座助手。広島県高次脳機能センターセンター長。県立広島大学保健福祉学部コミュニケーション障害学科教授。現職、医療法人健応会理事長。広島大学客員教授。医学博士。日本脳神経外科学会専門医。日本リハビリテ医学会専門医・指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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