出版社内容情報
ロンドンのウエストエンドに店を構える骨董店「アルカ」の雇われ店主ユウリ・フォーダムは、
骨董品についての知識はド素人ながら、この店にあるいわくつきの品々のためにはなくてはならない存在だ。
ある日、店に「金色に輝いた小箱」を探していると英国紳士がやってきた。
それはこの店に以前あったもので、どうしても手に入れたいという……。古の街を舞台に新たな冒険がはじまる!
内容説明
ロンドンのウエストエンドに店を構える骨董店「アルカ」。雇われ店主のユウリ・フォーダムは、以前店にあった“金の小箱”を探しているという英国紳士の訪問を受ける。「玉手箱」と思しき神秘の力を宿す、いわくつきの骨董品をめぐり、ユウリに危険が迫る!「英国妖異譚」「欧州妖異譚」に続く新シリーズ!
著者等紹介
篠原美季[シノハラミキ]
「英国妖異譚」で講談社ホワイトハート大賞“優秀賞”を受賞しデビュー。大人気シリーズになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
悠
7
想像とは少し違ったけどたのしかったです。2023/02/28
ミナ
7
文庫でも出すんか〜いっ!そして、結局買ってしまう時分…。イラストは変わったけど、挿絵がないので気にはならないかな。浦島太郎の検証は面白かった。日本政府は何ですごいものがあるのに保護しないんでしょうね?本当に不思議。あと、スマホなど便利すぎる世の中になって、かつての人々が持っていた集中力忍耐強さ等々失くしちゃったものもきっと多いよねと自分も思った。2022/09/23
あずとも
6
シリーズものとは知らずに読んだが浦島太郎伝説と玉手箱に豊玉姫・玉依姫の比売神等興味深く楽しく読めた。シリーズ全部読んでみようかな。2022/09/19
み~くま
4
シリーズの導入部分だからなのか、ふんわりとした感じでゆるゆると進んでいく感じでした。舞台設定やキャラクターには魅力を感じながらも、のんびりまったりな展開に 少し物足りなさを感じました。気持ちにゆとりができたら、シリーズ続編を手に取ってみたいと思います。2024/03/09
kinta
2
某似ている作家名を間違えて、シリーズ途中とは知らずに読了。倫敦(の方が古美術にはしっくりきそう)と玉手箱。この不可思議な組み合わせがなんとも不思議。そしてアシュレイの口から出てくる陰陽師の言葉がとにかく素敵な違和感。彼が出てくると一気に物事が解決してしまうがゆえに出すタイミングが難しい。ある意味反則行為みたいなものですかね。2024/01/25




