出版社内容情報
夏原 エヰジ[ナツバラ エイジ]
著・文・その他
内容説明
伝説の花魁であり、鬼斬り組織「黒雲」の頭領でもあった瑠璃。新天地の京都で、彼女の前に新たな敵「夢幻衆」が現れ、黒雲は再結成した。妖と鬼を融合した「妖鬼」を操る陰陽師集団である敵の目的は、“不死”だという。そして、夢幻衆の一員である童女は、瑠璃がかつて犯した重大な罪にかかわる存在だった。
著者等紹介
夏原エヰジ[ナツバラエイジ]
1991年千葉県生まれ。上智大学法学部卒業。2017年に第13回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞した『Cocoon‐修羅の目覚め』でいきなりシリーズ化が決定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
51
第2シリーズ最新作。いやあ…この間初参拝したばかりの伏見稲荷大社さんが出てきて嬉しいなーこんな素敵でカッコいい黒狐(陀天)様がおわしたんだなー、…なんて喜んでる間もないほど鬱展開に次ぐ鬱展開。もうこの先読み進めたくない…どうがんばっても明るい未来がない…と思うほどでかなり落ち込みました。とにかく夢幻衆のあいつがクソ過ぎる(言葉遣いが悪くて失礼。でも本当に!)。瑠璃はこんなに傷付かなきゃいけないのかなあ…と思いながらも今回も前を向いて立ち上がるけれど、その希望にも太刀打ちできないほどの鬱っぷり…次巻が怖い。2022/08/17
Takanori Murai
19
シリーズ最大のハンディキャップを背負わされた瑠璃。こんな状態じゃとても戦えない。でも戦っちゃってるけど。今回の敵はいや~な奴。ただ問題は過去に買った恨み。どう償えというのか。そして前回から気になっていた謎の人物の身に何かが。急展開必至の次回をお楽しみにで終わっている。陰陽師の謎も膨らんで、次も読むしかないでしょ。2022/08/23
さとみん
13
第1部で瑠璃の過去の清算も終わったと思っていたが、ものすごく重たいものが出てきた。権三の忠告「〜と考えるべきじゃない」は痛いくらいにきついがその通り。さらに京都の事件もとんでもないことになってきて、がしゃの受難に笑ってる場合じゃなかった。このシリーズ、こんな重たい展開でどこまで行く気なの!?2022/08/13
きょん
11
黒雲勢ぞろいで一安心かと思ったら袖引き小僧と閑馬先生の最期に言葉を失ってしまった。二人とも生きててほしかった。2023/03/17
ざるめ
11
話がどんどん重くなってきて、人がバタバタ死んでいって、ツラい(T0T)そして瑠璃が小さくなっちゃった!Σ(Д゚;/)/2022/10/30
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