出版社内容情報
2030年、分譲マンション約780万戸とうち、築30年以上が過半数を超える。日本ではマンションへの永住指向が強まる一方、自らの老いとマンション老朽化、いわゆる「二つの老い」がリンクするというかつてない時代を迎えている。
私たちは、本当に安心してマンションを終の棲家にできるのか?
大規模修繕、滞納金問題、空き駐車場問題、ペット問題、フルリノベーション、買い換え、負動産化、ローンのやりくり、リバースモーゲージ、タワーマンションのメリットとデメリット。さまざまな事例をもとに安心できるためのヒントを探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつのすけ
26
定年退職はまだ先だが、定年後は妻と二人で、車を使わず買い物に行ける場所にマンションを購入したいと考えていたので、本書を読んだ。 マンションの場合、管理費、修繕積立金の滞納問題があり、自分の懐事情だけでは解決できない問題があるということを、あらためて認識できた。 今後の参考になった。2022/05/17
健治
2
【マンション住民は、「年齢問わず」読むべき本】 日経新聞で広告を見かけ、仕事帰りに近くの書店で購入しようとしたが、売り切れだったので、オンラインで購入。書店員さんいわく老若男女問わずかなり売れているという。 読み始めると、「はじめに」からとても惹き込まれ、あっという間に最後まで完読した。 なのに不思議と知識が頭に残ったし、「マンションに住むということは、こんなゴールもあるのか」と考えさせられた。 マンション住まいの方は、一読する価値がある1冊だと思う。ぜひ読むことをおすすめしたい。2022/04/30