出版社内容情報
太田 省一[オオタ ショウイチ]
著・文・その他
内容説明
「青島幸男、秋元康、宮藤官九郎。この3人の共通点はなにか?そう聞かれて即座に答えが思い浮かぶひとはどれくらいいるだろうか?答えは、みんな放送作家だったことである。青島幸男はタレント・政治家、秋元は作詞家・プロデューサー、宮藤は脚本家としてそれぞれひとつの時代をつくった人たちだが、それ以前に3人ともが放送作家であった」。テレビの裏方として企画・構成を考えたり台本を書いたり、あるいは脚本家・作詞家・小説家になったり…。テレビやメディアで活躍する“放送作家”という不思議な存在を日本のメディア文化、エンタメ、戦後日本社会との関係からとらえ直す画期的な一冊。
目次
序章 風刺の時代―前史、そして原点としての三木鶏郎
第1章 タレントになった放送作家たち―1960年代
第2章 小説家になった放送作家たち―1960年代のもうひとつのかたち
第3章 アイドル時代をつくった放送作家たち―1970年代から1980年代
第4章 バラエティ時代の放送作家たち―1980年代から1990年代
第5章 脚本家になった放送作家たち―1990年代から2000年代
結びの章 YouTube時代のなかで―放送作家的生きかたの行方
著者等紹介
太田省一[オオタショウイチ]
社会学者。1960年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本、お笑い、アイドルなど、メディアと社会・文化の関係をテーマに執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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