目次
第1章 名古屋の戦争遺跡(名古屋城に駐屯した軍隊;日清戦役第一軍戦死者記念碑;名古屋の航空機製造 ほか)
第2章 愛知の戦争遺跡(知多半島から始まった軍事演習;うみの飛行場;巨大化する名古屋陸軍造兵廠 ほか)
第3章 近代国家と国民(誓いの御柱(五箇条の御誓文)
軍人勅諭
凱旋門と凱旋記念門 ほか)
著者等紹介
伊藤厚史[イトウアツシ]
名古屋市教育委員会事務局生涯学習部文化財保護室学芸員。1961年生まれ。奈良大学文学部文化財学科卒業。日本考古学協会会員、軍事史学会会員、愛知・名古屋戦争に関する資料館アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まちこ
1
買って探索に携えて行きたいすごくいい本。愛知中の戦争遺跡がデータ付で載っている。軍都・豊橋の章で、軍隊の誘致という表現が新鮮。人口4万の豊橋市に1万の軍隊が来るというのは産業そのものだったのだ。現代の感覚では忘れ切ってしまう軍隊という存在はこんなにも大きかったか。熱田のイオン・日本車両辺りとか、伊良湖の直線道路とか、豊橋の愛知大学・時習館高校辺りとか、大きなモノには謂れがあることがわかってくる。横井山から大高まで、名古屋市をぐるりと取り巻く緑地は全て防空目的で整備されたとか圧巻。軍事都市名古屋。2019/06/17
ぞだぐぁ
0
タイトル通り愛知県に残る(出版時に消失したものもある)戦争遺跡の写真と解説の本。名古屋は割合が多く1/5くらい取っているためかタイトルに入っている。母校にもあったことを知ったのでいずれ探そうと思う。2017/07/04
緑のたぬき
0
オールカラー。地元市民として歴史調査のため調べもの。戦争遺跡なので軍事関連建造物が多い。2019/06/03
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- 和書
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