ブルーバックス<br> 日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた

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ブルーバックス
日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065274569
  • NDC分類 491.69
  • Cコード C0247

出版社内容情報



奥田 昌子[オクダ マサコ]
著・文・その他

内容説明

コメが日本人の遺伝子を大きく変えた。「日本人の体質」に合わない食事が寿命を縮める。日本人と中国人でも「遺伝的な体質」はけっこう違う。日本人は内臓脂肪がつきやすく、一見やせていても高血圧と糖尿病に注意が必要。動物性脂肪は、違法薬物よりも強力な依存症を引き起こす。強力ながん遺伝子を持っていても、運動で発症率を下げられる。日本人の糖尿病、高コレステロール、肥満に効く「ある穀物」…「生まれ持った遺伝的な体質」は変えられる!生活習慣が遺伝子の働きを変える!最新研究に基づく「日本人が病気を防ぐ秘訣」。

目次

第1章 体の「設計図」が健康と病気をつくる(病気に「なりやすい」人、「なりにくい」人;体の「設計図」が体質の基礎になる ほか)
第2章 日本人の「遺伝子」と「体質」にはどんな特徴があるか(酒に弱いほうが生存に有利だった?;コメが日本人の遺伝子を大きく変えた ほか)
第3章 遺伝子についた小さな傷が病気を引き起こす(1文字の違いが体質を変える;遺伝子変異が子孫に伝わるとは限らない ほか)
第4章 設計図の違いだけで「なる病気」は決まらない(一卵性双生児は、生まれたときから指紋が違う;青虫と蝶は同じ設計図からできてくる ほか)

著者等紹介

奥田昌子[オクダマサコ]
京都大学大学院医学研究科修了。内科医。京都大学博士(医学)。医学部卒業後、博士課程に進み基礎研究に従事。健診ならびに人間ドック実施機関で診察/診療にあたる。海外医学文献と医学書の翻訳もおこなってきた。現在は産業医を兼務し、ストレス対応を含む総合診療を続けている。愛知県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

名古屋ケムンパス

55
遺伝子からみた日本人のための病気予防の解説書です。伝統食「和食」の効用を日本人の遺伝子レベルの研究成果からひたすら平易な言葉で説明してくれます。巻末にまとめられた多数の参考文献が著者の医学に対する真摯な態度を表しています。食生活を中心とした生活習慣の改善が同じゲノムを持つ我々に如何に大切かを丁寧に解き明かしてくれます。2024/08/05

ポロン

45
遺伝子は一生変化せず、人の体を支配し続けると考えられていた時代には、病気になりやすい遺伝子を持つ人は、病気になるよう運命づけられる気がしていたが真実は違う。ゲノム生物学の進歩とコンピューターを用いた解析技術の発達により、個人の持つ設計図は、同じように働く事はなく、生活習慣並びに環境によって大きく変化するということが判明。自身の生まれ持った体質の強みと弱みを知り、良い影響を受けるよう努めるゲノム健康法を推奨する。父母共に癌没し健康診断を受ける度に『ハイリスク』と言われた事がストレスに直結していると思い立った2024/03/23

ポロン

41
近年のゲノム生物学の進歩と大型コンピューターを用いた解析技術の発展は、今までの常識を翻すものとなる。生活習慣や暮らしの環境の影響を数多受けて、遺伝子に傷がつくのは当然で、それらがこれらの影響をどのくらい受けるかは遺伝子の設計図により、生まれながらに決まっている。そもそも日本人は歴史を通じて、酒に弱い人の割合が諸外国に比べて多い。自分の弱みと思っていた事例が、日本人としての体質を振り返る機会を持てたように思う。生まれ持った『設計図』を元に作られた体質の強みと弱みを知り、健康寿命を伸ばす生活を実践していきたい2024/10/13

テト

26
日本人の特徴はいろいろ言われているけれども、結局なんであろうか、遺伝子の微妙な違いや、スイッチのオンオフで生じる様々な事柄に、こんなにもわかって来ているのかたくさんの事例に圧倒された。トピックス的でいろいろなことを述べられているが、自分の性格を知るだけでなく、自分の遺伝子を知ることも、自分を知り変えていくことが出来る術になってくるのだろう。2023/08/02

もえたく

24
興味深かったのは、過去1〜2万年のあいだに日本人の遺伝子に起きた顕著な変異が「酒に弱くなるような方向への進化」。酒に弱い人はアセトアルデヒトという有害物質が身体に残るため、水田作で発生する日本住血吸虫症などの病原体から身体を守ることになり、生き延び易くなったという説。先日読んだ佐藤洋一郎氏の著作『DNAが語る稲作文明』も紹介され、繋がった感があり興奮しました。 2023/12/02

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