出版社内容情報
孤高のジャーナリストの生涯を描いた傑作評伝!
若者よ。『拗ね者たらん』を読みなさい。
そうすれば、君も少し大人の男に近づくだろう。
――伊集院静氏、推薦
読売新聞社会部エース記者として名を馳せ、
独立後は『誘拐』『不当逮捕』など数々の名作を遺した
ジャーナリズムの第一人者、本田靖春。
「戦後」にこだわり続けた代表作を精緻に読み解きながら、
新聞記者・担当編集者など関係者の証言をもとに、
濃密なる七十一年の生涯を描く、傑作人物ノンフィクション。
内容説明
読売新聞社会部エース記者として名を馳せ、独立後は『誘拐』『不当逮捕』などの数々の名作を遺したジャーナリズムの第一人者。「戦後」にこだわり続けた作品の中から、代表作を精緻に読み解きながら、新聞記者・担当編集者など関係者の証言をもとに、濃密なる七十一年の生涯を描く、傑作人物ノンフィクション。
目次
第1部(第二の出発―『現代家系論』;人間を描く―『日本ネオ官僚論』;己は何者か―『私のなかの朝鮮人』 ほか)
第2部(負の歴史を問う―『私戦』;雑兵への憧憬―『K2に憑かれた男たち』;国家を信ぜず―『村が消えた』 ほか)
第3部(インタビュー人物論―『戦後の巨星 二十四の物語』;未完のノンフィクション―「岐路」;灯を手渡す―『複眼で見よ』 ほか)
著者等紹介
後藤正治[ゴトウマサハル]
1946年、京都市生まれ。ノンフィクション作家。’85年に『空白の軌跡―心臓移植に賭けた男たち』で潮ノンフィクション賞、’90年に『遠いリング』で講談社ノンフィクション賞、’95年に『リターンマッチ』で大宅壮一ノンフィクション賞、2011年に『清冽―詩人茨木のり子の肖像』で桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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