講談社文庫<br> さかさま少女のためのピアノソナタ

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講談社文庫
さかさま少女のためのピアノソナタ

  • 北山 猛邦【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065236802
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

痺れる余韻。

ピアノの調べは戦慄のはじまりだった……。

ミステリの面白さが詰まった5つの物語。
大ヒット作『私たちが星座を盗んだ理由』の驚愕、再び!

古書店にあった「絶対に弾いてはならない!」と記された謎の楽譜。その旋律をピアノで奏でた高校生を襲う戦慄の出来事とは。TVドラマ化された表題作をはじめ、世にも奇妙な5つの物語を収録。美しくも切ない世界が一瞬にして変わる結末、心ざわつく余韻。これぞミステリの醍醐味。〈『千年図書館』を改題〉

【あなたの予想を超えるどんでん返し! 5つの短編ミステリ】
死後の世界と禁忌の谷に心を囚われた少女の物語 「見返り谷から呼ぶ声」
村で凶兆があるたび若者が捧げられる図書館の秘密「千年図書館」
地球侵略中の異星人に遭遇した大学生の奇妙な日々「今夜の月はしましま模様?」
巨大で奇怪な墓を村のあちこちに建てる男爵の謎 「終末硝子(ストームグラス)」
呪われた曲を奏でた傷心の高校生におこる不可思議「さかさま少女のためのピアノソナタ」

内容説明

古書店にあった「絶対に弾いてはならない!」と記された謎の楽譜。その旋律をピアノで奏でた高校生を襲う戦慄の出来事とは。TVドラマ化された表題作をはじめ、世にも奇妙な5つの物語を収録。美しくも切ない世界が一瞬にして変わる結末、心ざわつく余韻。これぞミステリの醍醐味。

著者等紹介

北山猛邦[キタヤマタケクニ]
1979年、岩手県生まれ。2002年、『「クロック城」殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

147
『私達が星座を盗んだ理由』と同じ系譜の元に描かれた短編集。前作読んでたから心構えは出来ていたけど、幻想的な世界観で描いた物語の構成、裏に隠されたメッセージ性のある作風と、その独特な雰囲気を持った物語に圧倒される感覚がとにかく病みつきになる。マイベストは表題作『さかさま少女のためのピアノソナタ』弾いてはならない楽譜を手にした高校生の物語。いやぁ、面白かった!その他の4篇の作品もそのクオリティの良さに大満足!北山ワールドにどっぷりと浸かり、いつまでもその余韻を残してくれました。2021/10/24

よっち

45
見返り谷に心を囚われた少女の物語、村で凶兆があるたび若者が捧げられる千年図書館の秘密、地球侵略中の異星人に遭遇した大学生、墓として大きく塔を村のあちこちに建てる男爵の謎、大きく奇怪な墓を村のあちこちに建てる男爵の謎、呪われた曲を奏でた傷心の高校生におこる不可思議。不可思議な出来事をテーマに、何の気なしに読んでいくと最後の最後で物語の見え方がガラリと変わってしまうやられたと思った5つの連作短編集でした。個人的には「見返り谷から呼ぶ声」「千年図書館」「さかさま少女のためのピアノソナタ」あたりが良かったですね。2021/08/14

りんご

38
退廃的で幻想的な世界観が良い短編集。どれもSF 要素がありつつ、伏線をしっかり回収していて面白い。『終末硝子』は伝奇ホラーのような雰囲気を漂わせるお話でオチを含めて一番好きかもしれない。男爵が塔葬という異常な風習に固執した、あまりにも意外な理由に新鮮な驚きを得られた。また『今夜の月はしましま模様?』は宇宙人を取り扱ったとても印象に残る小説だった。佳月とラジーのやり取りもセンスがあって楽しめて、さくさく読めた。ほとんどの短編がお先真っ暗なのも味わい深い。2022/01/30

おうつき

32
「私たちが星座を盗んだ理由」同様、幻想的な世界が描かれるミステリ短編集。どの短編も最後に世界が反転する驚きを味わえる。最初の「見返り谷から呼ぶ声」の綺麗で残酷なラストが胸に響いた。「妖精の学校」に似た雰囲気の「千年図書館」も色々と想像の余地があっていい。挑戦的な内容の「今夜の月はしましま模様?」も面白かった。表題作の「さかさま少女のためのピアノソナタ」は世にも奇妙な物語で実写化されているらしいが、ラストが違うとの事でそちらも観てみたい。2021/10/08

ツバサ

29
短編集。どの話も読者を釣るフックが印象的で、そこからどう展開するのか想像させられるが着地点がまた斜め上のところで驚く。各話の読後感が独特でした。一冊で様々な気持ちを揺さぶられる感じが好きでした。2021/09/12

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