兵諌

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  • サイズ 46判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065230497
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

二・二六事件と西安事件。1936年に起きた2つのクーデター事件をつなぐ見えない糸をたぐることによって、歴史の転換点を描いた傑作。命や名誉よりも大切な価値を知る者が真の英雄なのである。
――佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)

時代の求めに身を呈した軍人、記者たちが作り上げる重層の歴史ドラマ。国境を越えて連鎖する事件の決行者の役割を照射することで、見えざる大戦前夜の構図が浮き彫りになってくる。日中の若き軍人が訴えた「兵諫」の思想とは。
――保阪正康氏(作家・評論家)

日本で二・二六事件が起きた1936年。中国の古都、西安近郊で、国民政府最高指導者、蒋介石に張学良の軍が叛旗を翻すクーデターが発生。蒋介石の命は絶望視され、日米の記者たちは特ダネを求め、真相に迫ろうとする。
日本では陸軍参謀本部という秘密の匣の中で石原莞爾が情報を操っており、中国では西安事件の軍事法廷で、張学良は首謀者ではないとする証言がなされた。
日本と中国の運命を変えた2つの兵乱にはいかなるつながりがあったのか。

「蒼穹の昴」シリーズ第6部は、興奮の軍事法廷ミステリー!

内容説明

日本で二・二六事件が起きた1936年。中国の古都、西安近郊で、国民政府最高指導者、蒋介石に張学良の軍が叛旗を翻すクーデターが発生。蒋介石の命は絶望視され、日米の記者たちは特ダネを求め、真相に迫ろうとする。日本では陸軍参謀本部という秘密の匣の中で石原莞爾が情報を操っており、中国では西安事件の軍事法廷で、張学良は首謀者ではないとする証言がなされた。現代中国の起点となった事件の現場に起つ救世主は誰か。

著者等紹介

浅田次郎[アサダジロウ]
1951年東京都生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で第十六回吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で第百十七回直木賞、2000年『壬生義士伝』で第十三回柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で第一回中央公論文芸賞と第十回司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で第四十二回吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で第六十四回毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第四十三回大佛次郎賞をそれぞれ受賞。2015年紫綬褒章受章。2019年「蒼穹の昴」シリーズをはじめとする文学界への貢献で第67回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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starbro

265
浅田 次郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『蒼穹の昴』シリーズは20年以上に渡って読み続けているシリーズ、本作は第六部、軍事法廷ミステリーの中編、繋がってはいますが、本編というよりも番外編的な感じがしました。 http://kodanshabunko.com/asadajirou/series06.html2021/08/05

さつき

83
蒼穹の昴シリーズもどんどん時代が進み今回は西安事件が描かれます。現代に続く重要な転換点がどんな物語になるのか。気になって一気に読みました。龍玉の神秘と、一途で熱い男達の信念が絡み合い、きなくさい情勢にもかかわらず際立つ爽やかな読み心地。トーマス・バートンの登場が嬉しかったです。2022/12/22

まえぞう

83
蒼穹の昴第6段は、二・二六事件と西安事件です。第4段のマンチュリアンレポートと同じ感じで話しが進みます。西安事件は抗日の前に共産軍を叩くという蒋介石を張学良が諌めるということで理解できますが、二・二六事件は諌めるという言葉で整理しうるのか、疑問が残ります。これまでのシリーズは、偶数段が比較的短くて奇数段が長いので、次は長編になりますね。楽しみです。2021/07/24

たいぱぱ

70
さらば剪髪…お前は漢だ!馬占山が讃えながら切った別れの仁義「祝健康弟兄、荘揚兵馬!」に涙。『蒼穹の昴』シリーズ第6弾は1936年に起きた西安事件(蒋介石に張学良の軍が叛旗を翻すクーデター)をめぐる物語。タイトルの『兵諫』の意味が、奇しくも同じ年に日本で起きた二・二六事件と結びつける。どんなに血なまぐさい事件でも、浅田次郎がシリーズを通して積み上げてきた登場人物たちの生き方、そして奏でてきた物語は、美しい景色へと変貌させてくれる。このシリーズに出会えて本当に良かった。もっとこの美しき景色を見続けていたい。2022/12/22

万葉語り

70
兵をもって君子を諫める。第2章のカタカナ部分に心おられそうになりながら読み進めると、蒼穹の昴シリーズではないかと気づいた。しまった、天子蒙塵未読なのに読んでいいのかと思いつつ、図書館の貸出期限が気になって読了。やっぱりもう一回借りなおして読もうと思いました。2021-1372021/10/17

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