内容説明
なぞの少年・トゥーリがいなくなったフェリエの国の、春夏秋冬、4つのものがたり。小学中級から。
著者等紹介
かんのゆうこ[カンノユウコ]
東京都生まれ。東京女学館短期大学文科卒業。児童書作品多数
北見葉胡[キタミヨウコ]
神奈川県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。2015年に、ボローニャ国際絵本原画展入選、2009年『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(作・小手鞠るい/講談社)が、ボローニャ国際児童図書賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミーコ
26
シリーズ物と知らずに図書館で借りて来ました。どのお話もとっても優しい…。最初のお話からホロリと来ました。「にじいろのたまご」と「ハロウィンのくま」がお気に入り。「聖夜の小さなものがたり」でずっと会いたかったトゥーリーと再会出来て本当に良かった。大切な事に気付かせてくれる1冊です。1巻めから読んでみたいと思います。2021/06/27
anne@灯れ松明の火
16
シリーズ11(上下巻を5・6と数えるらしい)前巻「トゥーリのひみつ」で、故郷へ旅立ったトゥーリ。でも、登場人物紹介にちゃんといるし、「トゥーリがいない三度めの春」という「まえがき」前書きもあり、折に触れ、みんなはトゥーリを思い出し、再会を願う。彼がフェリエの国の仲間であり続けることをうれしく思う。今回は4つの短編集。新たな出会いあり、別れあり。くいしんぼうのソルに笑わされたり、ぬいぐるみの気持ちを知り、切なくなったり……。そして、最後の話では……? うーーん、今巻も良かった~!2022/11/15
カナティ
9
★★★★★2021/12/31
てら
1
いい話だった。2021/07/16
ふたご星
0
待ってました!ルーチカの新作、図書館予約待ちでした。今回は1冊の中に、夏~クリスマスの出来事が書かれていて、ちょっとしたフィリエの国の総集編チックでした。相変わらず、ハートウォームでじ~んです。2021/07/11