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出版社内容情報
夜空に輝く星たちの半分以上は、一つに見えて、一つじゃない! 恒星の多くが連星であることは、知らないと恥ずかしい「宇宙の常識」です。むしろ、太陽は「たまたま」一つしかないのです。じつは北極星も3連星なのです!
星が連星だから、宇宙にはさまざまな不思議な現象が起こります。そして、連星があるからブラックホールが見つかり、重力波が発見されて宇宙論が進歩するのです。読めば星の見え方が一変します!
内容説明
私たちの太陽が1つしかないのは、少しつまらない。1つに見える夜空の星の多くは、じつは連星だからだ。連星は見た目や動きが変化に富んで面白いだけでなく、私たちが宇宙を知るためにも、なくてはならない。超新星、ブラックホール、重力波、ダークエネルギー…宇宙の謎は、連星がなければ解けないのだ。さあ、連星研究の第一人者と、夜空を見上げよう。
目次
あれも連星、これも連星
連星はどのようにしてできたのか
なぜ連星だとわかるのか
連星が教える「星のプロフィール」
「新しい星」は連星が生む幻か
ブラックホールは連星が「発見」した
連星が暗示する「謎のエネルギー」
連星が解いた「天才科学者最後の宿題」
連星のユニークな素顔
連星も惑星を持つのか
連星は元素の合成向上だった
もしも連星がなかったら
著者等紹介
鳴沢真也[ナルサワシンヤ]
兵庫県立大学西はりま天文台天文科学専門員。博士(理学)。1965年長野県生まれ。福島大学卒業後、同大学院修了。宮城県立高校の理科教諭を経て現在の職場に勤務。近接連星系を構成する脈動変光星の化学組成の研究により広島大学大学院理学研究科から博士号を取得(論文博士)。専門は天体物理学とSETI(地球外知的生命探査)。2001年度版より『理科年表』の「明るい食連星の推算極小」のページを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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