ラストダンスは私に―岩谷時子物語

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ラストダンスは私に―岩谷時子物語

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  • サイズ 46判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334951085
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

内容説明

越路吹雪のマネージャーであり、加山雄三やザ・ピーナッツほかの大ヒット作詞家・岩谷時子は、二つの輝きで時代を駆け抜けた。「アンのゆりかご」(連続テレビ小説『花子とアン』原案)著者が、関係者への詳細な取材と、貴重な資料をもとに初めてときあかす岩谷時子の歓喜と涙。

目次

第1章 遠い春―1938(昭13)年22歳~1939(昭和14)年23歳
第2章 宝塚文芸出版部へ―1939(昭和14)年23歳~1944(昭和19)年28歳
第3章 姉妹の絆―1945(昭和20)年29歳~1951(昭和26)年35歳
第4章 愛しのシャンソン―1951(昭和26)年35歳~1953(昭和28)年37歳
第5章 東宝文芸部時代―1955(昭和30)年39歳~1960(昭和35)年44歳
第6章 フリーランスの道―1961(昭和36)年45歳~1964(昭和39)年48歳
第7章 二足のわらじ―1965(昭和40)年49歳~1968(昭和43)年52歳
第8章 伝説のステージ―1968(昭和43)年52歳~1971(昭和46)年55歳
第9章 栄光の陰に―1972(昭和47)年56歳~1976年(昭和51)年60歳
第10章 別れの時―1977(昭和52)年61歳~1981(昭和56)年65歳
第11章 時はゆくとも―1981(昭和56)年65歳~1987(昭和62)年71歳

著者等紹介

村岡恵理[ムラオカエリ]
1967年生まれ。成城大学文芸学部卒業。祖母・村岡花子の著作物、蔵書、資料を翻訳家の姉・村岡美枝とともに研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばう

52
★★★★ 人はこんなにも深い無償の愛を抱けるものなのか。岩谷時子の越路吹雪に対する友情を超えた愛は深く熱く消えることのない思いだった。岩谷時子さんと言えば有名な作詞家というイメージしか無かったけれど、その第一歩が宝塚の出版部から始まったという事、そしてそこで越路吹雪というスターとの生涯にわたる繋がりが出来た事を知りました。越路吹雪のマネージャーとして献身的に尽くすだけで無く作詞家として目の回るような多忙な毎日を過ごしているにも関わらず、常に控えめで黙って自分に課せされた仕事をこなす姿には頭が下がりました。2020/04/13

ぶんこ

43
越路さんと岩谷さんの物語。越路さん亡き後に出版された岩谷さんが書かれた本を読んでいたので、越路さんの夫である内藤さんと岩谷さんが気が合わないとは書かれてなかったので、こちらの本で苦々しく思っていると書かれている部分には疑問符。越路さんの弟さんの件は、人気者だった姉に財産が無いのが信じられなかったのでしょうが、裁判まで起こすとは驚きでした。ゴージャスで太っ腹にみえた越路さんが、無条件で内藤さんを愛する「愛は盲目」ぶりがいじらしい。時子さんも越路さんも良き人生といえるのが救いです。2020/07/07

やぎママ

11
作詞家岩谷時子さんのお名前は知っていて、いくつかの曲は歌ったことがあるし、テレビで聴いたことのある曲もあった。でも越路吹雪さん、玉三郎さん、加山雄三さん、いずみたくさんたちとの関係性や、仕事に対する情熱や、一本筋の通った生き方に魅了された。ぜひ他の関連作品も読みたい。村岡恵理さんの愛情あふれるまなざしで書かれた文章もとても好き。2020/03/19

タイコウチ

10
だいぶ前に別な評伝を読んだこともあったが、越路吹雪の8歳も年上とはなぜか忘れていた。様々な葛藤もあったであろう越路との関係がメインだが、さらに年下の加山雄三や坂東玉三郎との友愛の描写には救われる。日本の歌謡曲の「文体」を作った第一人者の一人と言っていい彼女の訳詞・作詞の極意を知りたいと思ったが、若い頃に親しんだ海外文学の教養なのだろうか。知的で控えめでワーカホリックな頑張りやで、初めての海外旅行(ハワイ)は50歳を過ぎてから、90歳を越えるまで現役だった。本人の「愛と哀しみのルフラン」も是非読んでみたい。2020/09/19

chitotaka

9
越路吹雪との長年の友情を軸に書かれた作詞家・岩谷時子の物語。作詞家として売れっ子になってからも無償でマネージャーを続け、同性愛を疑われるほどひたむきに支えた。華やかな越路とは対照的に地味で穏やか、誠実な人柄だったことが伝わる。小説の体で書かれているが、人物描写が足らず、越路やその夫の内面や関係性がよく分からないし、ノンフィクションとしても掘り下げがなくあっさりしていて物足りない。越路のショーや舞台についても、衣装や演出などの具体的な描写が殆どなく、どのように素晴らしかったのかが伝わってこないのは残念だ。2020/10/12

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